立秋を過ぎましたが、相変わらず暑い日が続いております。皆様方に於かれましても体調を崩されない様に充分にご自愛ください。
Summertimeは、George Gershwinが1935年のオペラ『ポーギーとベス:Porgy and Bess』のために作曲したアリアです(アリアとは叙情的、旋律的な特徴の強い独唱曲、オペラ等で唄われます)。『ポーギーとベス』は1920年代初頭の南部の町に住む貧しいアフリカ系アメリカ人の生活を描いており、使用されている楽曲はジャズや黒人音楽のイディオムを用いて作曲されています。ポピュラー音楽及びクラシック音楽の両面で活躍しアメリカ音楽を作り上げた作曲家George Gershwin、通称『完璧な音楽家』と言われております彼ならではの作品だと思います。
この楽曲は、オペラの第1幕冒頭で、生まれたばかりの赤ん坊にクララが歌いかける子守唄なのです。前半は「夏になれば豊かになれる、魚は跳ねて、綿の木は伸びる。父さんは金持ち、母さんは綺麗。だから坊や、泣くのはおよし…」と唄われており、歌詞とは裏腹に1920年代のアメリカの黒人たちの苛酷な生活が反映されています。後半の歌詞は、「ある朝、お前は立ち上がって歌う、そして羽を広げて飛んでいく…」と唄われ、子供の成長を切に祈る内容になっています。先ずは下記の動画をご覧になって下さい(なるほど・・、確かに子守唄なのです)。
いやぁ~何とも・・・、ブルース調の哀愁ある旋律、管理人は涙が出てきてしまいます。
Summertimeは実に多くのミュージシャンがカバーしていることでも有名です。1936年にBillie Holidayが歌った楽曲が大ヒットして以来、ジャズにおけるスタンダードナンバーとなっています。1960年にはJohn Coltraneが演奏して、アルバム『My Favorite Things』に収録されました。またモダンジャズの帝王Miles
Davisが素晴らしい味のある演奏をしております。
それではBillie Holiday、Miles Davis(Quincy Jones & Orchestraとのジョイントです)、Herbie
Hancock、Chick Coreaと上原ひろみの共演の順で聴いていきましょう。
実はこの曲、日本では森進一が歌っているのです。今から30年ほど前になりますが、ホンダーアコードのCMのBGMは森進一が歌うSummertimeなのです。
管理人の面譜(プロトコール)と演奏です。コード進行は自分なりの解釈でアレンジしています。エレクトリックベースのチョッパー奏法をアドリブソロパートで試してみました。また(Miles Davisの何とも渋い演奏の影響も受けて)、ミュートトランペットの音色を初めて使ってみました。元来の子守唄からは大分外れて管理人流のファンキーなスタイルとなってしまいましたが、焼酎に酔い痴れて楽しく演奏できました。
さて本題のソフトテニスです。本日は1月12日の成人の日に東松山市国体コートで開催されました『東松山ジュニア・近隣ジュニア講習会』の模様、第5弾です。講師は実業団ナガセケンコー前監督の大野美紗子先生、山口真未選手、中川瑞貴選手(ナガセケンコー)、森田祐哉選手、柿崎あやの選手(ヨネックス)にご指導を頂きました。
今回のスマッシュの講習に於けるポイントは、上半身の形を作ることです。森田祐哉選手の講習内容を整理してみました。
①先ずは左手をボールが来る方向に高く翳します(ボールをキャッチする様な感じです)。
②次にラケットをその左腕と平行になる様な位置に据えます。③このラケットと左腕の位置関係を平行とすることが上半身の形を作る最重要ポイントになります。
森田祐哉選手と山口真未選手のスマッシュをGifファイルにしてみましたので、ご覧になって下さい。左手を高々と差し伸べて、そしてそれに伴い左腕と平行の形でボールを待つ態勢は印象的です。
下記のバナーをプチッとして当ブログの順位を確認して頂ければ嬉しいです。皆様方にクリックして頂きますと当ブログのポイントが上がります。皆様方のご支援は管理人にとって大きな励みになりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ブログ人気ランキング(ソフトテニス)
0 件のコメント:
コメントを投稿