色即是空(しきそくぜくう)」とは、目に見える形あるすべてのものは実体がなく、常に変化しているという『般若心経』の有名な仏教用語です。
【意味の内訳】
①.
色(しき)
たちの目に見える物質や、宇宙のあらゆる現象
②.
即是(そくぜ)
「そのまま・すなわち」という意味
③.
空(くう)
固定された不変の実体がないこと
全ては関係性(縁起)の中で成り立っているため、「永遠に変らないものなど何一つない」という真理を表しています。
【空即是色(くうそくぜしき)との関係】
対となる「空即是色」は、「実体のない(空の)現象が、そのまま形となって現れている(色)」という意味です。この二つは表裏一体であり、世界のあり方を両面から示しています。
ここまでの説明だけだと些か理解し難いと思います。もっと噛み砕いて解り易く説明したいと思います。
例えばですが、場所はSHIBUYA109前、目の前には「ギャル」がいました。黄金色に輝く巻き髪。カラコン、ネイルに、しっかり引いたアイライン、幼稚園児が描いた太陽の様なつけまつげ。手にはBACKSのショップ袋を携えていました。
そして今、私の目の前を通り過ぎようとしている瞬間、鼻を刺すドルガバの香水の匂いがしました。私は言いました。
「間違いない、ギャルだ」
推測は確信に変わり、私はギャルに背後から声をかけました。
「ねぇ、そこのギャル〜、今から一緒にお茶しない?」
ギャルは私の声に反応して振り返りこう言いました。
「ウチは『ギャル』と世間では呼ばれてるけど、それはあくまで呼称・記号・通念であって、それに対応する実体はマジ存在しなくなくなくない?」
ギャル様のお応えは正に色即是空なのです。
更に「色即是空」の思想を現代生活に捉え直すと、ストレスや執着から心を解放し、変化に柔軟に適応するためのマインドフルネス(直感を研ぎ澄ます心のあり方)として応用できます。
具体的には、日々の生活で次のように活用できます。
【現代生活への4つの応用】
1.
ネガティブな感情を「受け流す」
①.
事実
怒り、不安、悲しみといった強い感情。
②.
応用
「この感情も永遠には続かない(空である)」と捉えます。
感情を自分自身そのものと考えず、天気のように「今だけ通り過ぎていく現象」として客観的に眺めることで、心が早く穏やかになります。
2.
モノや地位への「過度な執着」を手放す
①.
事実
お金、ブランド品、SNSのいいね数、肩書きなど。
②.
応用
これらはすべて変化し続ける「色(形あるもの)」であり、絶対的な実体はありません。
それらに依存しすぎず、「今、手元にある便利でありがたいもの」として程よい距離感で楽しむことで、失う恐怖から解放されます。
3.
トラブルや変化に「柔軟に適応」する
①.
事実
キャリアの挫折、人間関係の変化、予期せぬトラブル。
②.
応用
「物事は常に変わり続ける(諸行無常・空)」のが本来の姿です。
「こうあるべきだ」という固定観念を捨てることで、変化をネガティブにとらえるのではなく、「新しい状況に合わせて自分をアップデートするチャンス」として前向きに受け入れられます。
4.
「他者とのつながり」を大切にする
①.
事実
自分一人の力で生きているという感覚。
②.
応用
仏教の「空」は、すべてが互いに関係し合って成り立っている(縁起)という意味も含みます。
自分という存在も周りの人々、環境、社会があってこそ。この繋がりを意識することで、孤独感が和らぎ、周囲への感謝や思いやりの気持ちが自然と湧いてきます。
「般若心経」とボサノヴァの名曲「ワン・ノート・サンバ(One Note Samba)」を組み合わせた動画やネタは、インターネット上(YouTubeやニコニコ動画など)でリズムや語感が一致するシュールなマッシュアップ作品として親しまれています。
さて本日のブログ記事の纏めになります。
「色即是空」は「人生は虚しい」という意味ではなく、「何事にも縛られず、今この瞬間を軽やかに、ありのまま生きる」ための知恵です。皆様も今日から「色即是空」を感じてポジティブな生活を送ってみたら如何でしょうか。
今日もいい日になる様に
いつでも笑って優しくね!
ぽぽぽ、ぽぽぽ、ぽ~ん!
今日もいい日になる様に
誰かに笑顔でありがとう!
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