「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」は、旧日本海軍の連合艦隊司令長官・山本五十六が残した有名な人材育成の格言です。手本を見せ、理論を説明し、実際にやらせ、褒めて認めるという段階的な指導法を示しています。
意外と知っている人が少ない様ですが、この格言には指導者が持つべき心構えとして上述のスライドのとおり続きが存在しているのです。
現代のビジネスや子育てにおいても、ただ指示を出す(ティーチング)だけでなく、相手の主体性を引き出し信頼すること(コーチングやエンパワーメント)が重要であるという教訓として、多くの人に支持されています。
この言葉の持つ奥深い背景について、さらに深掘りしてみましょう。
1. 言葉のルーツ(元ネタ)
山本五十六のオリジナルと思われがちですが、実はベースとなった人物がいます。
ü 上杉鷹山(米沢藩主)の教え
江戸時代の名君、上杉鷹山の「してみせて 言ってきかせて させてみる」という言葉が源流とされています。」
ü 山本五十六の昇華
山本はここに「ほめてやらねば」と「人は動かじ」を加え、より人間の心理に寄り添った名言へと完成させました。
2. 現代のマネジメント論との一致
この言葉のプロセスは、現代の「コーチング」や「心理的安全性」の理論と完全に一致しています。
ü やってみせ(お手本)
背中を見せることで、具体的なイメージを持たせます。
ü 言って聞かせて(理由・目的)
なぜそれを行うのか、背景や意味を論理的に説明します。
させてみて(実践)
実際に挑戦させ、本人の経験値にします。
ü ほめてやらねば(承認・自己肯定感)
行動そのものや努力を認め、モチベーションを高めます。
3. 三部作に隠された真意
前述の通り、この言葉には3つの段階(人は動かじ → 人は育たず → 人は実らず)があります。
ü 第一段階 自立の促進(人は動かじ)
業務を覚えさせ、まずは主体的に動けるようにするフェーズ。
ü 第二段階 対等な関係(人は育たず)
指導者と部下が話し合い、耳を傾けることで、部下のリーダーシップを育てるフェーズ。
ü 第三段階 究極の信頼(人は実らず)
指導者は口を出さず、感謝の心で見守ることで、組織に最大の成果をもたらすフェーズ。
この言葉の奥深さは、単なる「部下の動かし方」ではなく、「指導者自身がどうあるべきか」という自己規律の難しさを説いている点にあります。
Youmeiは組織のトップやリーダーとなる人格者ではなく、本来は今の役職には向いていないと思っています。しかしながら知恵を絞りだすのは職業柄(科学者)の影響もあって好きです。どちらかと言えば、参謀、ブレーンに向いていると思っているので、軍師である竹中半兵衛や黒田官兵衛タイプなのです。山本五十六氏の言葉には共感しておりますので、これまで何とかなってきたのかなと思う今日この頃です。
Youmeiは本日午前中、第22回バドミントン近隣交流大会開会式に列席、午後は第47回埼玉県スポーツ少年団小学生ソフトテニス交流大会(中央大会)対戦組合せ会議に出席を予定しております。
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