「エビデンス(evidence)」と言った言葉が以前に比べて一般の方から発せられる機会が多くなりました。医薬品の研究職であったYoumeiにとっては奇異な事の様に思えます。果たして皆さんがこの単語の意味を正確に理解されているのか、少々疑問に思います。特に政治家の皆様方が「エビデンス」、・・・何て言葉を発するとその単語の意味が理解出来ていない様に思えて心配になりますね。
元々は日本で使われていた単語「エビデンス」とは医療分野に於いて使われていた言葉であったと理解しております。「エビデンス」とは証拠、根拠、証言などを意味する英単語に由来する外来語ですが、医療の分野では、特に薬や治療方法、検査方法等について、それが「効果がある」「効果がない」「適切」「不適切」等と判断する科学的証拠の事を指します。
薬や治療方法、検査方法等は、沢山の患者様に実際に使って頂いて、その効果や安全性を調べています。研究の結果、複数の研究が同様の結果を指し示した場合に、信頼に足る証拠と考えます。「エビデンス」はそう言った研究の積み重ねによって導きだされた科学的証拠の事です。「エビデンス」は臨床研究/臨床試験、治験を行う事によって創られます。薬や治療方法、検査方法な等は、健常人や患者様を対象とした研究である臨床研究、臨床試験、治験を通して、効果や副作用がどの程度あるのか、或いはないのか、既にある薬や方法に比べて優れているのか、安全なのか、調べられています。治験で広く世の中で使って良いという結論が出た後も、実際の臨床現場には様々な条件・状態の患者様が居ますので引き続いて様々な疑問に合わせて研究が行われています。
現在は「エビデンス」と言った言葉は医療分野のみならずビジネスシーン、金融・不動産業界、IT業界の分野でも使われる言葉となっております。しかしながら現状の老若男女の日本人は、単語「エビデンス」の認知率は23.6%,理解率は8.5%です。従いまして一般にはほとんど理解されない言葉であると認識されて下さい。特には患者様に対しては使わないで説明する方が良いとされています。
一般には知られていないと思いますが、医療用語でEBMと言った単語があります。これはEvidence Based Medicineの頭文字ですね。簡単に言えば「病気にかかった人に実際に使って効果が確かめられている医療です」と言った事になるかと思います。
「エビデンス」の単語の意味は一般の方には良く知られていません。医療分野、ビジネスシーン、金融・不動産業界、IT業界の分野に於いても気を付けて使用したい単語です。・・・と言うよりも、一般生活に於いてあまり使うべき単語ではないと考えております。
ああぁ~、それよりも海老でんす! 美味しい天婦羅蕎麦が食べたくなってきました。尚、Youmeiも妻も血液型はABでんす!
今日もいい日になる様に
いつでも笑って優しくね!
ぼぼぼ、ぼぼぼ、ぼ~ん!
今日もいい日になる様に
誰かに笑顔でありがとう!
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