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  埼玉県鴻巣市で活動する小学生のソフトテニスクラブです。ソフトテニスを通して子供たちの 健全な心と体を育てることを目的として活動しています。
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2024年11月1日金曜日

天上天下唯我独尊

 

「天上天下唯我独尊」は、お釈迦様が生まれた時に発した言葉で、「宇宙の中で私より尊い者はいない」という意味です。

下の画像の様な皆様方が纏う服装に刺繍されているのを多く見かけますね。

 実は「天上天下唯我独尊」の語彙を勘違いされている方が多い様に思えます。「天上天下」は天上の世界と天下の世界、つまり世界や宇宙の全体を意味します。また、「唯我独尊」は「ただ我ひとりとして尊し」と読むことができ、人と比較して優劣を述べる言葉ではなく、比較を絶して「無条件に尊い」と言った事を表しています。

お釈迦様は生まれて直ぐに七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言われたと伝えられています。この言葉の意味するところは、唯だ“私だけが尊い”という意味を表しているのではないのです。

 「唯我独尊」とは、「唯だ、我、独(ひとり)として尊し」との意味であり、それは自分に何かを付与し追加して尊しとするのではないのです。他と比べて自分の方が尊いと言った事でもないのです。天上天下にただ一人の、誰とも代わる事の出来ない人間として、しかも何一つ加える必要もなく、この命のままに尊いと言った事の発見なのです。しかも、お釈迦様は生誕と同時にこの言葉を語られたと伝えられています。これは、お釈迦様の教えを聞いた人々が「釈尊は生涯この事を明らかにせんとして歩まれた方である」と言った感動を表現したものなのです。

我々は通常に於いて相当の財産があるから、名誉や地位があるからと言った事によって自らを他と比べて立派だと思い込んでしまいがちです。「家柄がいい」とか、身体に障害を持つ人よりも「健常」である自分の方が上だと無意識裡に考えてしまう事もありますよね。

 しかしながら、このお釈迦様の言葉は人間は何らかの条件によって尊いのではなくて、人間の命の尊さは、能力、学歴、財産、地位、健康等の有無を超えて何一つ付加する事なきままで尊い「私」を見出す事の大切さを教える言葉なのです。

 劣等感や優越感を持つ世界よりも遥かに健全な考え方だと思います。このお言葉を受けて人種差別や男女不平等な世界を改めて考え直す必要があるのではないでしょうか。

 今日から11月になりました。恒例の拙宅のカレンダーを紹介しますね。

今日もいい日になる様に

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今日もいい日になる様に

誰かに笑顔でありがとう!

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