本日は珍しく中国哲学の話題を取りあげます。荘子(紀元前369年頃~紀元前286年頃)は、中国戦国時代の思想家です。道教の始祖の一人ともされている名士ですね。荘子の思想はあるがままの無為自然を基本として人為を忌み嫌うものです。老子(紀元前571年頃~紀元前470年ごろ)は政治色が濃い姿勢が多分にありますが、荘子は徹頭徹尾に渡り俗世間を離れ無為の世界に遊ぶ姿勢で展開されています。軸となる傾向は徹底的に価値や尺度の相対性を説いて、逆説を用い日常生活に於ける等の意味や意義に対して批判的であります。
さて本題の『不将不逆応而不蔵』に関しまして解説していきます。先ずは読み方や意味など一般の現代人(日本人)にはおそらくチンプンカンプンだと思います。読み方は「おくらず・むかえず・おうじて・ぞうせず」になります。
①.
不将=おくらず=過ぎ去った事を悔やまない
②.
不迎=むかえず=先の事をあれこれ取り越し苦労をしない
③.
応而=おうじて=事態の変化に対応して
④.
不蔵=ぞうせず=心に何もとどめない
この様に紐解くと『不将不逆応而不蔵』は現代人の心にも響く素晴らしい言葉なのです。常に最善手を考える事をモットーとしているYoumeiにとっては、特に③の「応而」の考え方は100%一致しております。そして直面している事象の対応が上手くいってもいかなくても終わったらば、大好きな酒を浴びるほど頂戴します(一緒に大好物の天婦羅蕎麦も頂きますね)。一夜過ごした後、その事象の事は取り敢えず心には止めず次の事象の最善手を考え始めます。これがYoumei流のライフワークです。
荘子が活躍していた紀元前300年ごろ、日本は弥生時代前期でした。この時代の特徴は①稲作を行なっている、②青銅器や鉄器が使用され次第に石器の使用が少なくなる、③繩文式土器に替わって弥生式土器が使用された、ですね。中国にはこんな古来より素晴らしい思想があったのだと思うととても凄い事だと感嘆してしまいます。
Youmeiは中国哲学の専門家ではありませんが、今の時代にも通用する価値高い考え方が沢山ある事に気が付きました。せせこましい現代ではありますが、古来の思想にも目を向ける必要があるのではないかと思います。
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