本日はサーブのお話しを致します。サーブはテニスに於いて誰にも邪魔されずに最初に攻撃できる最大の武器です。だからサーブは絶対に得意になった方が良いと思います。サーブの練習は、一見、地味ですが自分のフォームを意識しながら、繰返し練習することが必要だと思います。
今日は5月20日に開催致しました埼玉県スポーツ少年団ソフトテニス部会指導者協議会主催の指導者講習会の模様を紹介致します。後衛の逢野祐子先生(ヨネックス)にサーブの基本を講習して頂きました。
本日の動画の撮影は不肖管理人です。それでは早速ですが、その動画をご覧になって頂きましょうかぁ。
ここで逢野祐子先生の講習内容を整理してみましょう。冒頭、全員がイースタングリップでサーブを打つ様に指示がありました。1)先ずイースタングリップの持ち方はラケットを地面に置いて、時計まわりの方向に90°回転させた位置で上から握る様にすること(右利きの場合)。2)普段、ウェスタングリップでサーブをしている人は自分で思った方向よりも左側にボールが飛んでいく(この段階でイースタングリップを諦めないこと)、3)ウェスタングリップでサーブを打つ時は正面を向いて構えるが、イースタングリップのサーブは身体を横向き(右側を向く)にすること→この様に身体の向きを変えることによって、左方向へボールが飛ぶことを是正できる。4)トスを上手に挙げることによってサーブの確率が大幅に上げることが出来る、5)トスはボールを握ることなく(握ると余計な回転がかかってしまう)、掌に乗せてふわっとした感じで目の高さで放すこと、5)目の高さより低いところで放すとボールは前に、高いところで放すとボールを後ろへ行ってしまう。6)トスの練習は工夫すれば一人で何時でもできる(例えば地面にラケットを置き、そのラケットの面にボールが落ちる様なコントールを練習する)。7)トスは左肩の上に挙げる様に意識すること(右利きの場合)、8)イースタングリップでサーブをする場合、右腕とラケットは正面から見て「く」の字の形になる(下の写真を参照)。
9)インパクトの後に手首をかえすとボールにしっかりとした良い回転がかかる。10)ウェスタングリップの場合はこの手首の可動域が小さくなり不利である。11)ボールが挙がっている時は、右肘をしっかり上げて(下の写真を参照)、ラケットは背中と平行に立たせた状態とすること(ラケットのヘッドを下に向ける)。
12)トスを挙げたらば身体を沈める様にすること、13)そして下から上に向けて力を加える様にすること。14)左足の位置は一貫して動かさないこと(動かすと折角にもタメが出来ているのに力が分散して弱いサーブになってしまう、またフットフォールトの原因にもなり得る)。15)練習の時から試合を意識して、自分のリズムを作ること(例えばボールを突く、深呼吸をする等、イチロー選手は自分のリズムでバッターボックスに入っている)。16)ミスした時は(例えばネットをする)、何故ミスしたのか考えて修正していくこと。
逢野祐子先生、とても明解で、且つご丁寧な講習をありがとうございました。子供たちも皆んな、サーブに対する練習の取り組み方が変わってくるかと思います。
最後になりますが、お手本を示して頂きました逢野祐子先生のサーブをスライドショーで見てみましょう。
身体全体を柔らかく使い、そして身体のバネを効率良くインパクトの瞬間に集中させて強いサーブを打っているのが解るかと思います。そして前述の様に下から上に力を加える顕われとして、軽くジャンプしているのが確認出来るかと思います。
何よりも素晴らしいのは、逢野祐子先生は笑顔でサーブを打たれています。『必笑』の精神も学ばさせて頂きました。重ね重ねになりますが、逢野祐子先生、本当にありがとうございました。
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