「なせばなる」、漢字で書けば「為せば成る」。よく使われている言葉ですが、「頑張ってやれば何ごとも成し遂げられる」と言った意味になるでしょう。一般的には精神論・根性論的な意味で使われていますね。「為す」と「成す」、どちらも同じ読み方「なす」ですが、漢字は形に意味がある文字ですから、漢字が得意な人には何となく意味が解りますよね。
「為す」とは、行動をすること、何かの行為を行うことです。
「成す」とは、何かを達成すること、何かが成就することを指します。
これは、江戸時代の米沢藩主
上杉鷹山の「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」から来ています。破綻寸前の米沢藩を再建、発展させた名君 鷹山は、弱気な部下たちをこれで鼓舞したのでしょう。更に鷹山のこのお言葉は甲斐の戦国武将、武田信玄公のお言葉「為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人の儚き」に基づき発せられたものと言われています。更にこのお二人の言葉は書経の「弗爲胡成 (為さずんばなんぞ成らん)」に由来しております。行動することの大切さを説いている訳ですね。何でそれが「為せば成る」という単なる根性論の言葉になったか・・・、きっと後世の人々が、一部のみ切り取り、都合よく使ったためなのでしょう。
武田信玄公のお言葉は「強い意志を持って行えばできないことはない。一方、行わなければ何も実現できない。やればできることであっても最初から諦めてしまうところに人の弱さがある。」という意味に解されます。
普通の人は大変なタスクを抱え込み、思う様に進まないと現実逃避したくなります。更に上位の者から「出来るまでやれぇ~!」と言われると気が重くなり、無理だと諦めてしまいます。そんな時は成果をあげようと、タスクに立ち向かう行動が一番の解決策になります。行動しただけでは、うまくいくとは限りませんが、行動しなければ何も進展しません。その努力が結果として報われるがどうかは・・・、結果がでないこともあるでしょう。
勿論ですが努力が足りなければ、或いは努力する方向性が間違っていると頑張っても報われません。目に見えた成果が出てこない時には、努力の方向性を疑った方がいいかも知れません。努力する過程で結果に拘わらず得るものがあるとは思いますが、適当に方法を選んでしまって、無駄な労力に時間をかけることはもったいないです。
努力する過程が報われる様であれば、継続して続けることができます。しかしながら自分が今、報われない環境にあったり、苦境や停滞に陥っていたりしても諦めるのは未だ早いと思います。日々積み重ねていく努力が、無駄と思えてしまう事もあるかも知れませんが、人生を豊かにするためにも「努力の価値感」は大きいと思います。
極めて余談になりますが、下記写真は熊谷フライハイトスポーツ少年団(中学生のソフトテニススポーツ少年団)にて数年前に作ったTシャツです。私も家内もお揃いで持っています。
【追伸】
「可愛いアイシャ」Isn't She Lovely
https://www.youtube.com/watch?v=0PphYF3mXgw
Jan 26, 2016記述
今宵2曲目は約1年前にもE443でも弾いてみましたStevie WonderのIsn't She Lovelyです。管理人の奏法を酔拳(ジャッキー・チェン)ならぬ酔鍵だと評して頂きました方(親愛なる方です)がいらっしゃいましたが、今回はおもいっきりの酔鍵演奏でした。あまりに酔い過ぎてしまい記憶が飛び石連休であまり覚えていません(-。-)y-゜゜゜、後から聴いてみればミス連発でしたが練習ナシの一発勝負、ロック調で弾いてみました。永久の未完成これ完成なり
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