「自然な状態に戻る」という概念は、主に人間の身体機能や心、生態系の回復力に関連して使われます。正に生命の神秘と言えるでしょう。
【身体・心の自然治癒力(ホメオスタシス)】
①.
定義
人間が本来持っている、病気やケガを自分で治す力のこと。「自然治癒力」や「自己治癒力」と呼ばれる。
②.
仕組み
体のバランスが崩れた際に、健康な状態に戻そうとする生体恒常性(ホメオスタシス)が働く。
自然な状態に戻る過程は、単に治るだけでなく、身体が本来の機能を最適化するプロセスとも言えます。
一方、「君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ」は、哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉です。これは、未来への不安や周囲の意見に流されず、自分自身の可能性や理想を信じ、高潔な魂を持ち続けなさいという、自己肯定と勇気を促す力強いメッセージです。
【意味と背景】
①.
「英雄」とは
自分の信念を持ち、困難な状況でも自分を貫く高潔な心のこと。
②.
「放棄しない」
自分を卑下したり、諦めたりせず、自分の中に眠る創造性や能力を信じ抜くこと。
③.
現代への指針
周囲に流されがちな現代において、自分自身を理解し、大切にすることを思い出させてくれる。
④.
ニーチェの思想
ニーチェは『ツァラトゥストラはかく語りき』などで、既存の価値観に縛られず、自ら新しい価値を創造する強さを説きました。
日々の小さな一歩や、困難に直面した時の自分を信じる力(=英雄)を大切に、という教えです。
前述の『ツァラトゥストラはかく語りき』(独: Also sprach
Zarathustra)は、19世紀のドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェによる代表的な哲学的小説・散文詩です。既存の道徳や価値観を否定し、「超人」や「永劫回帰」といった思想を寓話的に語り、自らの意志で人生を肯定して生きる人間像を説いた名著です。
【主な特徴と思想】
①.
著者と背景
フリードリヒ・ニーチェが1883年から1885年にかけて発表した後期思想の代表作。
②.
内容
古代ペルシャの教祖ゾロアスター(ツァラトゥストラ)を擬人化し、彼が山を下りて人々に自身の思想を語る物語形式。
③.
超人(Übermensch)
既存の価値観や神に頼らず、自らの価値を創造し、力強く生きる理想的な人間像。
④.
永劫回帰(Ewige Wiederkunft)
この人生、この苦しみも喜びも、全く同じように無限に繰り返されるという思想。
⑤.
運命愛(Amor Fati)
どんな運命であれ、それを逃れず、積極的に愛し肯定する態度。
【文学と芸術への影響】
①.
リヒャルト・シュトラウス
本書にインスピレーションを得て、同名の有名な交響詩(1896年)を作曲した。
②.
評価
哲学的な深さと独特の文体で、文学や芸術など多方面に強い影響を与え続けている。
ニーチェの思想の核心が詰まった一冊ですが、難解な比喩が多く、初学者には『偶像の黄昏』などの入門書が推奨されることもあります。
Youmeiが約50年前に購入したLP版です。我家の宝物の一つです。
※Eumir
DeodatoはYoumeiが尊敬するジャズ、フュージョン/クロスオーヴァー系のキーボード・プレイヤーの1人です。
さて困難や危機に陥った時・・・、リターン・トゥ・フォーエバー(永遠への回帰)が必要です。「自然な状態に戻る」は生命の本能です。自分の本能を信じる事が大切なのです。
今日もいい日になる様に
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