以前のブログ記事にも書きましたが、非常識であってはいけません。但し、常識外れの偉業は素晴らしいものがあります。
https://konosu-pansy.blogspot.com/2025/01/blog-post_4.html
そもそも『常識』とは何でしょうか? 常識」とは、世間一般の人が共通に持っている、当たり前の知識と判断力の事です。因に『良識』とは物事を深く見とおす事ができるすぐれた判断力の事ですね。
アインシュタインは「常識」とは、18歳までに身につけた偏見(先入観)のコレクションだと言っております。単に好奇心が旺盛だっただけで得たコレクションであり、失敗したことがない人は、新しい事をしたことがないのです。全てのものは、私たちが制御できない力によって決定されるのです。
要するに「井の中の蛙大海を知らず」の常識だと言っているのです。つまり、18歳に於いて持っている「常識」には人によって大きな偏りがあるのだと思います。
例えばイスラム圏では一夫多妻制が常識です。クルアーン第2章によれば、預言者ムハンマドには4人を超える妻が認められていました。実際には22人が確認されており、正式に結婚したのが16人、妾が4人、その他が2人となっています。これは、イスラム教の教義として認められているのです。
キリスト教においては、イエス・キリストが「1人の男子と1人の女子が結婚して一体となることが神が定めたもうた秩序である」ことを公言し、そのことが『新約聖書』(マタイ伝19及びマルコ伝10、ルカ伝16に明記された事で、キリスト教会では一夫一妻制が神の定めた制度であると認識され、それ以外での婚姻・性的関係は認めていないのです。
我々、現代の日本人に於いては当たり前に一夫一妻制が常識ですよね。ところがこれが明治時代となると今とは様相が違いました。俗に「妾を囲う」というのは、古来からの商家の風習である様でした。かの渋沢栄一氏は妻と妾を同居させ68歳にして子どもを作り総勢17人以上いた様です。更に愛人との間に生まれた子供は30人とも50人とも言われているのです。
子供達は皆、親の背中を見て育っています。つまり親の行動こそが「常識」だと思っているのです。我々大人は日本人として当たり前の知識と判断力を持った行動に徹しなければなりません。見てますよぉ、子供たちは。我々大人の当り前の行動を・・・。
一方、成人を過ぎたらば逆に物事を何でも当り前と思わない発想も大切になります。「紅の豚」は世界大恐慌の時代のイタリア、アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ空賊と、空賊相手の賞金稼ぎを生業とするブタの姿をした退役軍人操縦士の物語です。生家が航空機産業に関係していたため、幼い頃から空を飛ぶことに憧れていた宮崎駿氏が自分の夢として描いた作品ですね。宮崎駿氏自身がその演出覚書において「『疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のための、マンガ映画』であることを忘れてはならない」と記しています。宮崎駿氏は本作品を『中年のための映画』」と銘打っているのです。一貫してアニメを児童のために作ることを自らに課してきた宮崎駿氏にとっては、偉作とも言える作品だと思います。
総じて常識外れ(非常識)はダメですが、自分の個性もしっかりと表現していく人生こそ、楽しくもあり幸せでもあると思っています。
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