撲滅責任転嫁

 

　「あんたが悪い！」と強い口調で指さす人を見た事があるかと思います。しかしながらよく見ると中指、くすり指、小指の3本は絶叫しているご本人の方を向いているのに気が付かないのでしょうかぁ。

　「責任転嫁」とは、自分の罪・責任・失敗を他の人に擦り付ける事を言います。本来自分が責められるべき行動について、人のせいにしてしまうのが責任転嫁です。責任転嫁をする人は「自分に甘い」と言った特徴（欠点）を持っています。自分に甘い人はミスを認めず、言い訳をして責任を逃れようとします。子どもの頃から周囲に甘やかされて育ってきた人間は、自分に甘い傾向が見られる可能性があります。これまで何らかの失敗をしても、親等の周囲の人が代わりに謝ってくれたり解決してくれたりした場合、自分の言動に責任を取るという経験が少なくなるので要注意だと思います。子供達には「ありがとう」と「ごめんなさい」がしっかりと言える様な人間になって欲しいと思いますね。

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　責任転嫁は悪徳ですが、更に許し難いのは「被害者ズラ」する輩です。今の社会で最も強い人は誰か？　それは逆説的な表現になりますが、「真の被害者」です。社会が被害者を支援して加害者を糾弾して、時には刑事罰を与える事もあり得ます。嘗ては被害者が泣き寝入りする時代もありましたが、今は擁護されやすい立場に変わっていったのだろうと思います。ところがです！　その「被害者の強さ」を悪用する輩が蔓延しているのに呆れてしまいます。嘘をついいてでも被害を受けたと言い張り、周囲の人々を味方につけて、そして誰かを攻撃するものです。

　「被害者ズラ」をする人は、自分に自信が無いと言った心理を持っている場合が多い様です。自信が無い人は「周囲から認めてもらいたい」「周囲を味方に付けたい」と言った承認欲求も強くなります。「被害者ズラ」をする事で「あなたは悪くない」、「大丈夫だよ」と周囲から言われて、安心したいという心理が強く働いていると考えられます。

「被害者ズラ」をする人は、周囲の目から「見苦しい」と思われます。しかしながら「被害者ズラ」をしているご本人は自分自身を客観視出来ていないため、周囲の「見苦しい」との評価に気付いていません。「被害者ズラ」をするため、嘘をついても全く罪の意識を感じなくなるのが厄介ですね。ただ･･･、嘘は論理的な思考によって見破られます。「被害者ズラ」する人には感情的ではなく論理的な接し方をしていく事が良いと思っています。

　本日は長文となってしまいました。そろそろ纏めます。

①        自分にも非がなかったか客観視する事を心掛けましょう。仮に非があれば素直に「ごめんなさい」を言える気持ちでいましょう。

②        責任転嫁は人間価値を下げてしまいます。勇気を出して責任を全うしましょう。

③        被害者ズラする人は自浄能力（改心する気持ち）がありません。但し論理的な思考には弱いので感情面で苛立たたない様に接しましょう。

　本日管理人Youmeiは、午前中：鴻巣パンジーテニススポーツ少年団練習、午後：拡大強化練習会、夜：フライハイトスポーツ少年団練習（教育委員会のご案内）のスケジュールです

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