挑戦してこそ勝利がある

　あまり上品な言葉ではありませんが虫螻（むしけら）と言った名詞があります。これは虫類を卑しめて呼ぶ名称です。また、人を小さな取るに足りない虫に例えて卑しめて発する言葉です。もう少し補足すると何の役にも立たない者の事を指します。けらは螻蛄という虫の事でおけらとも言い、おけらの如く役に立たない意味があります。

　一方、「一寸の虫にも五分の魂」と言った諺もありますね。これはどんなに小さく弱い者でも、それ相応の意地や考えがあって、馬鹿にしてはいけないと言った意味なのです。自分より弱い立場の人間を見下してはいけないという戒めが込められていますね。即ち、人に向かって「虫けら」等と比喩してはいけないのです。

　また「手のひらを太陽に」と言った唱歌をご存知でしょうか？

https://www.youtube.com/watch?v=PUEJbWC9Yr4&t=27s

手のひらを太陽に　すかしてみれば

まっかに流れる　ぼくの血潮(ちしお)

ミミズだって　オケラだって

アメンボだって

みんな　みんな生きているんだ

友だちなんだ

　おけらだって皆一生懸命生きているのです。蟻地獄（ウスバカゲロウの幼虫が作った罠）から這い上がろうと懸命に努力している生き物は立派です。諦めずに必死に這い上がろうとしているのです。

　自分を虫けらに落とし込み、そこから必死に這い上がろうと努力している人は、もはや虫けら等と揶揄されるものではありません。寧ろ、這い上がろうとしている精神には敬服させられます。

「勇気」を持って「挑戦」する者から「勝利」は生まれます。何もしなければ何も生まれないのです。「挑戦」と「勝利」は同一と言っても過言ではありません。「挑戦」を始めた時点で貴方は「勝利」しているのですよ。

話は変わりますが、10月13日（日）の午前中、「スポーツフェスティバルこうのす2024」が開催されます（鴻巣市陸上競技場）。子供達も楽しめるイベントも沢山用意されておりますので、皆様方も奮ってご参加下さい。

本日、管理人Youmeiは鴻巣市青少年健全育成市民会議運営委員会の青少年健全育成「市民のつどい」説明会に出席致します。

今日も勇気を持って挑戦あるのみ

良い日になります様に（願）

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