芥川龍之介氏の100年前のお言葉は、辛辣だが真理を言い当てているのに驚きです。皆さんもそう思いませんか?
世論(与論)とは私論の集積と考えられます。従って、それは時には「民意」と言った名で社会を動かす力となるのです。しかしながら作用する方向が歪めば、実に低劣でおぞましい私刑(リンチ)を生み出す事になります。リンチは時に憤懣やるかたない大衆の娯楽として機能してしまう事があるのです。ネット時代となった今、SNS等による情報拡散、そしてインターネットのみならずメディア全体の問題である事は一目瞭然でしょう。
直近の例では〇〇テレビの10時間以上(異常)となった記者会見、記者たちの質問はまるで私刑(リンチ)の様であったと感じました。中にはまともな記者がいらっしゃって私刑を制する方も居たのは唯一の救いです。この記者会見の視聴率はかなり高かった様ですが、確かに興味を持っていた国民が多かったせいだとは思いますが、中には娯楽的な視点でこの記者会見中継を見ていた人も居たのではないでしょうか?
先日のブログ記事でも書きましたが、〇〇テレビはガバナンスやコンプライアンスが機能していなかった事実は相変わらずダメだと思いますが、その火に油(ガソリン並み)を注いだのが雑誌メディアの誤報です。週刊●●はスクープを売り物にしていた訳ですが、今回はその誤報によって、作用する方向が著しく歪みましたね。この影響で〇〇テレビの記者会見が私刑(リンチ)様になってしまったのも事実でしょう。
ガバナンスが欠如していた〇〇テレビの△△社長ですが、このリンチ騒ぎから社員を守ろうとしていた姿勢は唯一そこのみは評価出来ると思います。
ネットリテラシーの進化した現代では、もはや言論はジャーナリストや学者の特権ではなくなってしまったのです。ソーシャルメディアSNSの拡散力は時には猛威を奮います。とにかく広まるのが速いのです。・・・なので、誹謗中傷や間違った内容、守秘義務がある情報等、絶対に掲載しない様に注意しなければなりません。
Youmei達夫婦も数年前にSNSによる誹謗中傷を被りました。事実無根の事を悪者の様に書かれていました。ああああぁ~、なんて悲しい世の中になったんだろう。思い出す度に情けなく思います。
総じて文豪芥川龍之介氏のお言葉をいよいよ心すべき箴言としてたずさえる必要がある時代になってしまったと解されます。言葉や文章による暴力、これは時として凶器と成り得る事を心していくべきでしょう。
今日もいい日になる様に
いつでも笑って優しくね!
ぼぼぼ、ぼぼぼ、ぼ~ん!
今日もいい日になる様に
誰かに笑顔でありがとう!
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