皆様方は「平家物語」(ひらや物語ではありません)をご存知でしょうか。物語冒頭の文章は「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」ですね。「平家物語」は仏教的な無常観(万物は常に変化し、永遠のものはないという考え方)を背景に、人々の栄枯盛衰を力強く描いているのが特徴です。諸行無常とは、仏教の教えの一つで、「全ての現象や事象は常に変化し、永遠に不変なものは存在しない」と言った意味です。人間社会や自然界の全てのものは、生きては滅び、栄えては衰える、という様に絶えず変化し続けていることを指します。
この諸行無常の理解を深めると下記の様な美徳が培っていきます。
①.
執着を手放す
変化を恐れず、物事をあるがままに受け入れることができます。
②.
無常を受け入れる
生老病死などの人生の変化を自然に受け入れ、心の平静を保つことができます。
③.
現状に集中する
未来への不安や過去への執着を手放し、今この瞬間を大切にする。
仏教には下記のとおりの四法印が存在します。
①.
諸行無常
全ての物事は常ならざるものである。
②.
諸法無我
全ての物事は我(が)ならざるものである。
③.
一切皆苦
この世の全ては苦しみである。
④.
涅槃寂静
涅槃は安らぎの境地である。
Youmeiは特に因果を重んじますので、②諸法無我の境地に憧れの様なものを感じます。「諸法無我」は、前述のとおり仏教の教えであり、あらゆる現象や存在は、自己独立的に存在しているのではなく、相互に関連し、変化し続けるという考え方です。即ち、物事には不変の「実体」や「我」はないということです。
【諸法】
全ての現象や存在を指します。
【無我】
不変の実体や自己が存在しないことを意味します。
【相互に関連して変化し続ける】
諸法は、独立して存在しているのではなく、お互いに影響し合い、常に変化し続けています。
【実体や我がない】
諸法は、不変の「実体」や「我」は持たず、あくまで現象や存在として、その時その場所に存在しているだけです。
【自己中心的な考えを乗り越える】
諸法無我の教えは、自己中心的な考えを捨て、広い視野で世界を捉えること、他者への思いやりを育むことを促します。
実は、お経として広く知られている「般若心経」でも、諸法無我と同じことを言っています。般若心経では諸法無我の教えを「空(くう)」の概念と言い、「空」の真実に気付くことで苦悩から解き放たれてラクになると説いています。そして、この世の全てのものは実体があるようでないという「空」の真実に気付き「諸法無我」を自覚することで、仏教が目指す悟り「涅槃寂静」へ至ることができるのです。
因みに、「ワン・ノート・サンバ」Samba de Uma Nota Só(One Note Samba)はボサノヴァの名曲です。
大きく脱線致しましたが、物事には必ず因果関係があります。例えば・・・
①.
罠にかかった鶴を助けたから鶴が娘の姿で恩返しに来た。
②.
「私の落とした斧は鉄の斧です」と正直に答えたから女神様からご褒美を貰った。
③.
酒を呑みすぎたから膵炎を患った。
④.
注意力が散漫であったから交通事故にあってしまった。
⑤.
子供達が大好きなのでスポーツ少年団でコーチを続けている。
⑥.
笑顔の女性に魅力を感じるので、妻に一目惚れした(2015年9月23日)。
https://konosu-pansy.blogspot.com/2015/09/1127.html
見事に因果関係が成り立ちます。妻に出逢ったのは偶然ではなく、間違いなく(前世からの?)因果です。Youmeiとて悟りの境地などには程遠く至っていませんが、妻もYoumeiもスピリチュアル的な感覚は持ち合わせています。持ち合わせた霊感は個性としても大切にしていきたいですね。
今日もいい日になる様に
いつでも笑って優しくね!
ぼぼぼ、ぼぼぼ、ぼ~ん!
今日もいい日になる様に
誰かに笑顔でありがとう!
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