「隣の芝生は青く見える」は、「自分よりも他人がよく見える心理」を指します。他人が持っているものが、自分の持っているものよりよく思えてしまう反面、自分の持っているもののよさには気が付かず、悪い面ばかり気になるという心理です。ここで比較対象になる他人とは、自分とそう大きく変わらない人です。
因みに「隣の芝生は青く見える」は英語でも使われる表現です。類語も含め、英語では以下のように使います。
・The
grass is always greener on the other side of the fence.(塀の向こう側の芝生はいつも青々としている)
・The
apples on the other side of the wall are the sweetest.(塀の向こう側のリンゴが一番おいしい)
驚く事に英語だけでなく、フランス語やイタリア語にも同じ意味の慣用句が存在します。上記のリンゴの例文と同様に、芝生以外のものに例える場合も少なくありません。即ち、日本人ならずとも世界共通の心理なのです。
物事を問わず何かと自分を比較したときに、隣の芝生は青く見えます。なぜ隣の芝生は青く見えるのかを知る必要があるかと思います。その要因は下記の2点であろうと考えます。
(1)
相手の持つものがうらやましい
「隣の芝生は青く見える」原因の1つが、「相手の持つものがうらやましい」と感じる気持ちです。この時は手を伸ばせば届きそうなものに対してうらやましさを感じます。自分と遠くない位置にいる人が持つものの方がいいものに見えるため、「隣の芝生」なのです。そういった相手が持っているものを自分が持っていない時に、現状への不満の心理が生まれます。
(2)
自分に自信がない
隣の芝生が青く見えるのは、「自分に自信がない時」です。落ち込んでいる時や失敗した時などに、周囲がよく見えてしまいます。マイナス思考や自分を低く見積もることは、自信の喪失に直結します。「どうせ私なんか」といった、自分を「卑下する言葉」が口癖の人は注意が必要です。
隣の芝生が青く見えるのは、周囲と自分を比較するからです。他人と比較して相対的に物事を判断しがちな人や、自己肯定感の低い人も、周囲と自分を比べて自信をなくしやすいといえます。
世の中ほとんどに相対比較が溢れています。もっともっと絶対評価をするべきなのです。自分に自信を持つのは簡単ではないかも知れませんが、自分の理想に近づける努力をする事が大切なのです。芝生じゃなくても庭は作れます。繰返しになりますが、自分の理想に近づく努力は良い事です。その努力をしている間は理想に近づこうと前向きになれるため、隣の芝生は気にならなくなります。結果はどうあれ、それまでに行った努力は無駄にはなりません。理想に近づこうと頑張った自分を褒めてあげるのがいいですね(^^)/。
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1ヶ月前くらいからブログを拝見し、遡って見て想いがとても共感でき、毎日楽しみに見ています。
返信削除隣の芝生は青く見える。この事を数日ずっと考えていました。あまりにもそういう人が多く、こういう人はなぜそう思ってしまうのかと、そして今日のブログを見て、驚き、自分に向けて書いているわけでわないですが偶然は必然だと思っているのでコメントしてしまいました。
毎日ブログを楽しみにしています。
こういう想いの指導者の元でテニスをできる子供達は幸せであり、
うらやましく思います。
コメントを賜りましてありがとうございます。ほとんどの人間は自分と他人を比較しがちです。子供達には他人との比較ではなく、1年前の自分との比較をして成長を実感する様に話しかけています。自己肯定感を子供の頃から持てる様にしたいですね。
削除私事ですが、このブログを始めたのが2011年12月14日でした。最初の頃は、①情報の伝達、②ソフトテニスの技術思想、③音楽(Jazz)の話題を綴っておりました。今は何故なのか、①人生論、②ユーモアセンス、③妻へのお惚気話、④ソフトテニス大会の様子等を綴っておりまして、果たしてこれで良いのか自問自答しています。
YouTubeチャンネルもやっています。
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尚、この返信は必然として送信しております(笑)。