ようこそ! 鴻巣パンジーテニススポーツ少年団のブログへ

  埼玉県鴻巣市で活動する小学生のソフトテニスクラブです。ソフトテニスを通して子供たちの 健全な心と体を育てることを目的として活動しています。
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 管理人は将来を担う子供たちの育成ために微力ながらも努力をしていきたいと考えております。
 

2013年10月14日月曜日

第49回鴻巣市民体育祭に参加しましたぁ~


皆様方、こんにちはぁ。
 大変にご無沙汰してしまいました。
 管理人はあまりに多忙で、精彩を欠いた毎日を送っておりました。本当にゴメンなさい。久しぶりにブログを更新致します。

ピグマリオン効果(pygmalion effect)とは、教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することです。別名、教師期待効果、ローゼンタール効果などとも呼ばれています。尚、批判者は心理学用語でのバイアスである実験者効果の一種としています。因みに、教師が期待しないことによって学習者の成績が下がることはゴーレム効果と呼ばれております。
 




子どもや若者たちを育てる立場である我々指導者は、どんなことを心がければいいのでしょうか?

期待をされた人ほどその通りの成果を出せる、という説があり、前述のとおり、それを「ピグマリオン効果」といいます。これは、60年代、米国の教育心理学者ローゼンタールが説いた説です。

ローゼンタールは、ある学校の小学生に知能テストを行い、その中から無作為に数名の生徒を選んで、「この子たちが伸びる」と偽りの情報を教師に伝えました。それを信じた教師が、その子たちに期待をこめて指導したところ、本当にぐんぐん成績が伸びていったというのです。

さて、ピグマリオンの神話を皆様方はご存知でしょうか。

ギリシャ神話には、キュプロスの王であるピグマリオンが自ら彫り上げた象牙の人形を溺愛し、彼は人形の命をアフロディテからもらうという逸話です。

 
王であり彫刻家のピグマリオンは自らが作った彫像に恋をして苦しみます。セフィーズが、心変わりを責めると、それを否定せず、希望のない彫像への恋への苦しみを逆に訴えられてしまいます。愛を取り返すことが不可能であることを知ったセフィーズは去っていきました。

ピグマリオンが、彫像に対する愛が報われるようにと、愛の神アフロディテに祈っていると、彫像が動いて話すことができるようになりました。彫像は、人間になったことを喜び、動けなかったときからピグマリオンを愛していたことを打ち明けます。ピグマリオンは苦しい恋が報われたことを喜びました。

愛の神アフロディテが現れ、ピグマリオンに、「おまえの才能への返礼にほかなりません」と告げ、彫像に3人の美の神による人間としての教育をさせました。

何てロマンチックなお話なのでしょうか。


この話はオペラにもなっています。キプロス島の王ピグマリオンは彫刻に対する造詣が深く、自ら作った彫像に恋をしてしまいます。アフロディテにその彫像に似た女性を求めたところ、彼女は別の人間の女性を連れてきたのではなく、その彫像に生命を与えて人間にしたのでした。その彫像はガラティアという名前で、彼と結婚し、娘が生まれたそうです。

自分が作った彫像に恋をして苦しむ。自分の作品に愛情を抱く人は多いと思いますが、クリエイティブな仕事をしているような人でもこんな気持ちになるということはまずないでしょう。でも、人形に恋したホフマンのようにアブノーマルに見られる人間の話のオペラではありません。「源氏物語」の紫の上にもあるように、見込みがありそうな原石を磨いて自分の理想の女性に育て上げる願望を扱ったオペラなのです。この「ガラテア」の神話は、他の作家にも扱われている題材ですが、映画「マイ・フェア・レディ」もこの神話に基づいているそうです。

彫像は「あなたが私の掟になってください」とピグマリオンに言います。彼女は生身の人間セフィーズのように、ピグマリオンに抗議をすることはしないのでしょう。容姿が完璧でも「ノー」が言えない女性がそんなに魅力的なものなのでしょうか?

そんな疑問が残りますが、何はともあれ「芸術と愛」というすばらしいものが結合した、そんな喜びを感じさせるバレエオペラです。

家庭や学校、職場、塾やスポーツクラブ、そして我がスポーツ少年団などでも、「君はこんないいところがある。だからきっと伸びていくよ」と応援されてきた人ほど、ぐんぐん能力を伸ばしていく例をよく見聞きすると思います。相手の可能性を信じ、「必ず伸びる」と応援してあげれば、本当にそのとおりになる――管理人自身、長年の経験の場で、こうしたピグマリオン効果をたくさん見ています。

反対に、期待されないで「お前はダメだ」と言われ続けていると、その言葉通りに成績が下がったり、能力が落ちてしまうことがあります。これを「ゴーレム効果」と呼びます。

 ゴーレムとは、ユダヤの言い伝えに出てくる泥人形の怪物の名です。呪文によって動くゴーレムは、主人の意のままに操られ、何でもこなすことができるのですが、額の護符の文字を一つ消されただけでただの粘土に戻ってしまいます。「ゴーレム効果」は、この寓話を比喩的に使った心理学用語です。

 「この程度の成績しかとれないダメな子」

 「運動神経が鈍いのだから、練習したってムダ」

 「お前はたいした学歴もない凡人」

 「こんな時代なのだから、努力したって夢がかなうはずがない」

 学校でも職場でも家庭でも、私たちの周りには、こんなネガティブなメッセージがあふれすぎています。怪物ゴーレムが護符の文字を一つ消されただけで「ただの泥」になってしまったように、私たち人間もこんなネガティブなメッセージを一つかけられるだけで、自信が消えて「ただの人」になってしまいます。


 ピグマリオン効果を受けて能力を開花できた人などほんの少しで、ゴーレム効果で育てられてきた人の方が圧倒的に多いのが現実なのかもしれません。

それは、親や教師、上司などの指導者世代がピグマリオン効果を体験していないからではないでしょうか。自分自身がほめられていないと、相手の可能性を信じ、認める言葉など言えるはずがないのです。

特に現代の若者や子供たちに、自信がなく元気がない子が多いと感じるのは、この世代の親自身がバブル崩壊後に成功体験を持ちにくくなったことで、自信を失い、無意識のうちに子どもに発する言葉がネガティブになり、ゴーレム効果を生んでしまった例があるからなのかもしれません。

たしかに、ほめそやされるばかりでは、スポイルされてしまいます。だからといって、「どうせダメだ」とけなされて育ったら、完全に自信を失ってしまいます。

 本来、自己が確立していない子どもや若者は、みな自分に自信がなく、不安なのです。だからこそ、親や指導者から「あなたには必ずいいところがあるよ」「ここを伸ばせば必ずうまくいくよ」、こうした言葉をかけられ、信じてもらうことで、自分の可能性を信じ、自分を伸ばしていくことができるのです。

 ピグマリオン効果を受けてきた子も、ゴーレム効果を受けてきた子も、元は同じ程度の素質の持ち主だったのに、親や指導者の声のかけ方一つで、その素質の生かし方が変わってしまったのかもしれません。

言葉一つで、人は変わります。次世代を担う子どもや若者たちに社会で活躍してもらうためにも、ぜひ相手をポジティブに見て、自信を持たせる言葉のかけ方を意識していきましょう。



さて、秋晴れに恵まれました昨日、第49回鴻巣市民体育祭に参加してまいりました。管理人は当該体育祭の副実行委員長を担いました。

子供たちの明るい笑顔を垣間見ることが出来て、仕事で疲労困憊して荒んだ管理人の心は安らぎを覚えました。子供たちには感謝しております。本当にありがとう。

それでは管理人のカメラに収めましたスナップ写真を紹介します。本当皆ないい笑顔です。
 


































 

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