本日は、Oscar Petersonの18番、 C-Jam Blues を聴いて頂きましょう。 Blues は皆さんご存知のとおり、1コーラス12小節の繰返しです。旋律に独特の節回しがあり、一般にブルー・ノート・スケールと呼ばれている5音階(ペンタトニック・スケール)で即興的に演奏されます。管理人もジャズピアノを嗜みますが、ブルー・ノート・スケールは管理人にとっても得意なスケールであります。C-Jam Blues のリフは下記のとおり極めてシンプルなんですよ。このリフをモチーフとしてインプロピゼーション、アドリブを展開していく訳です。キーがCなので、12小節のコード進行を管理人風に簡単に標記すると|C7|F7|C7|C7|F7|F7|C7|Em/A7|Dm|G7|C7/A7|Dm/G7|になります(このコード進行はあくまで管理人風の理解ですので一般論ではありません)。
前置きが大変に長くなってしましました。それではOscar Petersonの演奏で、C-Jam Blues の動画をご覧になって下さい。
Live in Denmark,1964.
Oscar Peterson on Piano
Ray Brown on Bass
Ed Thigpen on Drums
本当に楽しい演奏ですね。気持ちが沈みがちな管理人ですが、この演奏を聴くと元気がでてきます。
今日は、もう少しJazzの話しを続けますね。管理人の好きなジャズナンバーは沢山ありますが、In A Mellow Toneを紹介します。何て素敵な楽曲であろうかと思っております。In A Mellow ToneはCount Basie 楽団の演奏が有名ですよね。本日はトランペットのDizzy Gillespieらのジャムセッション風の演奏を聴いて頂きたいと思います。Dizzy Gillespieの頬を目一杯膨らませてトランペットを吹く姿には感動しますね。それでは、In A Mellow Toneの動画をどうぞご覧下さい。容量が大きいので2つのファイルに分かれております。
Jazzfestival Bern, Switzerland 1985, Dizzy Gillespie and Harry "Sweets" Edison (tp), Clark Terry (flh), James Moody and Buddy Tate (ts), Benny Powell (tb), Gene Harris (p), Freddie Green (g), Ray Brown (b), Grady Tate (d)
本日はお調子に乗ってもう1曲紹介してみたいと思います。先日のブログで紹介致しました管理人の東京理科大学神楽坂校舎Jazz研究会の5年後輩の久保田浩君のIn A Mellow Toneを聴いてみましょう。門司港レトロ船上JAZZ 2011.10.15に於ける演奏です。配信は門司港レトロ ハーバーデッキになります。