「涙」と言った漢字の由来の話です。上のスライドはYoumeiの勝手な解釈で亜流である事を先ずは申し添えます。
実は・・・、甲骨文字の「涙」(眔)という漢字は、目から涙が垂れている様子を描いた象形文字なんです。瞳からぽたぽたと落ちる大粒の涙には、言葉にならず澱のように溜まった想いが溶けだしていきます。厳しい自然に翻弄されるやるせなさ、閉鎖的な社会に対する憤り、守りきれなかった命を送る悲しみ等を象形的に表したものなのです。いにしえの人々は、涙を流した理由を決して忘れまいと泣き濡れた瞳の様子を力強く刻みつけたのですね。
「流れる水」の象形と「片開きの戸の象形と耳を立てた犬の象形」(戸口にいる犬の意味から、「あらあらしい・道理に反する」の意味ですが、ここでは、「黎(れい)」に通じ(同じ読みを持つ「黎」と同じ意味を持つようになって)、「すきまなくつらなる」の意味)から、とめどなく流れる水、「なみだ」を意味する「涙」という漢字が成り立ちました。因みに「淚」は「涙」の旧字(以前に使われていた字)です。
ご逝去された坂本九氏の「上を向いて歩こう」は永六輔氏が作詞しています。安保闘争に参加して挫折した自らの体験が元になっていると言われています。
https://www.youtube.com/watch?v=ip2U3w6b9rU
とても素晴らしい歌詞ですよね。
平和な世の中を実現するために涙を堪えてやりぬくべきことがあります。でも・・・、どうしても超えられない壁にぶつかって、一人涙を流す事もあるのです。そんな時は泣いてもいい、再び歩き出すために・・・。
この歌の持つ優しさに触れた人々は、涙を流す事を赦されるのです。心を動かされて流す「情動の涙」は人間だけがもつ特権です。その涙は緊張を解いて心身を緩めてくれます。
上記スライドに示したとおり、「涙」という字はさんずいに「戻る」と書きますが、本当の自分に戻る機会を与えてくれるのも涙が齎す効果です。やがて涙が乾く頃、真実を見極める目を取り戻したら、前を向いて毅然と歩き出す力が湧いてきます。
その想いを受けとって感じてみたら・・・、ほら! 今日1日が違って見えるハズですよ。
今日もいい日になる様に
いつでも笑って優しくね!
ぼぼぼ、ぼぼぼ、ぼ~ん!
今日もいい日になる様に
誰かに笑顔でありがとう!
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