ようこそ! 鴻巣パンジーテニススポーツ少年団のブログへ

  埼玉県鴻巣市で活動する小学生のソフトテニスクラブです。ソフトテニスを通して子供たちの 健全な心と体を育てることを目的として活動しています。
 詳しくは鴻巣パンジーテニススポーツ少年団のホームページ(http://konosupansy.omegumi.com/)も参照して下さい。
 管理人は将来を担う子供たちの育成ために微力ながらも努力をしていきたいと考えております。
 

2014年12月19日金曜日

中村朱里選手(ヨネックス)の前後のフットワークを使ったストロークの教え


 こんばんはぁ、歳晩の候、皆様方に於かれましては、寒さにも負けずお元気にお過ごしでしょうかぁ。管理人は日頃の食生活の不摂生が祟ってか、風邪気味で少しばかり弱っています(でも煙草は止められません(-"-)。

 ソフトテニスはすぐれたアスリート同士が技と力を競いあう高い競技性を持っております。それと同時に、子供から高齢者まで幅広い世代で愛好される生涯スポーツとしての側面を持っていますね。所謂、硬式テニスと同サイズのコートを使用し、同じような道具を用いますが、シングルスは近年になって採用される様にはなりましたが、長い歴史の中ではダブルスのみの競技として発展してきている事が特記事項として挙げられるかと思います。

 話題が若干逸れてしまいますが、管理人の若い頃(20歳代後半)の写真です。使っているのはカワサキラケットのニューナンバーワン、当時は木製のラケットが主流でした。ボールの空気圧も低くてボールに回転を掛けることで今以上にボールの軌道が変化しました。

 

 テニスがイギリスで始まったのは1874年(明治7年)であります。日本への伝播は早くて明治11年と言われておりますが諸説が存在するのが事実です。表孟宏氏による『テニスの源流を求めて』には数々の説が紹介されていますが、どれが事実なのかは特定できておりません。その中では明治政府の招きで来日したリーランド博士がアメリカから用具を取り入れて、赴任校である体操伝習所(1879年創設)で教えたという説が一般に広く知られております。遅くとも体操伝習所が廃校になる1886年頃にはゴムボールを使ったテニスが普及しつつあった様です。これは硬式テニスのボールの国産化が難しく、また輸入品も高価であったために、比較的安価であったゴムボールを代用したためと伝えられております。ゴムボールも当初は輸入品でしたが、1900年に国産化移行しております。1885年に坪井玄道氏・田中盛業氏による『戸外遊戯法』という本が出版されていますが、これが日本語によるテニスのルールの最初のものとされております。体操伝習所は廃校になりましたが、高等師範学校に体育専科が設置され、『戸外遊戯法』の編者である坪井玄道氏が教師に赴任、テニスの指導を行う一方で、三田土ゴム(現在のアカエム)に委嘱してゴムボールを製造させ、普及に尽力しました。三田土ゴムは1890年(明治23年)に製造を開始、日本国産球が完成したのが1900年になります。東京高等師範体育専科の卒業生は1887年頃から全国に教員として赴任していきましたが、ボールの国産化はそれと同時に進行していき、ゴムボールをつかったテニスは全国に普及していくこととなりました。1904年(明治37年)、東京高等師範学校(後の東京教育大学⇒現在の筑波大学)、東京高等商業学校(一橋大学)、早稲田大学、慶応義塾大学の4校の代表が集まりルールを制定しました。これは、日本人が制定したソフトテニスルールの最初のものとされております。

 ソフトテニスと言えば日本とアジアの一部のスポーツと誤解されている方もいらっしゃいますが、実際にはアジアだけでなく、全世界でプレーされております。近年は特に欧州に積極的な普及活動が行われ、東欧を中心に定着しつつあるのです。そうです!欧州への普及活動は21世紀に入って成果を見せ始めているのです。現在は、ヨーロッパソフトテニス連盟も設立され、東欧を中心にトーナメント大会も多数開催されております。そして現在、4年毎に開催される世界選手権は2011年で14回を迎え、20079月に韓国・安城で開催された第13回世界選手権には42カ国に及ぶ国と地域からの参加がありました。

 この様な歴史的背景の中で、一つ大きな課題に向けた運動が拍車の如く急ピッチで進められております。それは2020年の東京オリンピックなのです。

 『ソフトテニスをオリンピックへ!応援する会』が設立され、日本に於ける約60万人の競技人口(登録者)と推定700万人の愛好者に署名運動への協力を呼び掛けております。


 

 この署名運動の発起人は小峯秋二氏(元日本代表選手・現全日本U20女子監督) 、川上晃司氏(現ナショナルチーム男子トレーナー)、中堀成生氏(元日本代表選手・現ナショナルチーム男子コーチ) 及び浅川陽介氏(元日本代表選手・現全日本U17コーチ)の4名の方々です。

 浅川陽介選手・小峯秋二選手と言えば、皆様方もご存知のとおり、2004年度全日本ソフトテニス選手権大会(天皇杯)の覇者でいらっしゃいます。NHKでも二人のプレーする姿が放映されまして、管理人も食い入る様に見ておりました。当時の小峯秋二選手の華麗なジャンピングスマッシュは本当に恰好良くて魅了されましたね。

 この署名運動にご賛同して頂けます方は、是非とも「ソフトテニスをオリンピック種目へ!」のページを確認して頂ければ嬉しく思います。ソフトテニス愛好者700万人の力を結集致しましょう!!!

さて本日はヨネックスの中村朱里選手と田中ちひろ選手による講習会(20141116日於熊谷市富士見中学校テニスコート:埼玉県スポーツ少年団ソフトテニス部会指導者協議会主催)の第2弾として、掲題のとおり中村朱里選手(ヨネックス)の前後のフットワークを使ったストロークの教え紹介致します。管理人は、ソフトテニスの上達には、理に適ったフットワークを学ぶことがとても大切だと感じております。

 それでは講習内容(動画)をご覧になって下さい。

 
 それではここで中村朱里選手の講習内容を整理してみましょう。①前進する際は正面を向いて移動して球際で右足(軸足)を左足の前からクロスして横向きとなること、②その際ラケットを引くタイミングもボールがバウンドした瞬間になる。③後退する際は、常に横向きで足をクロスして(左足が右足の前に位置する様に)移動すること。④後方で打つ際も、前方で打つ時もスイングの後に送り足を出すこと(フィニッシュは軸足である右足を前に出す)。⑤打った直後の動き方が大切である、⑥前方で打った後は、その送り足を切り返えす様にして後退の動作に移行すること。

 中村朱里選手の軽快且つ華麗なフットワークをGifファイルで見てみましょう。フットワーク(足の運び方)に注目です。

 
 中村朱里選手並びに田中ちひろ選手に於かれましては熱心なご指導を賜りましてありがとうございました。管理人は基本を学ぶことの大切さを改めまして実感致しました。

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