昨日の元旦、そして本日二日共に、ここ関東地方埼玉県鴻巣市は穏やかで清々しい晴天が続いております。皆様方もこの良い正月をご家族とご一緒に寛がれていらっしゃいますでしょうかぁ。そして初詣にはもう行かれましたか。管理人は、昨日、元旦に地元の鴻神社へ詣でてまいりました。下記の写真は平成25年元旦の鴻神社の様相です。沢山の方々が初詣に来ていらっしゃいました。
鴻神社は鴻巣宿の中心にあった氷川社、熊野社、雷電社を明治6年（1873年）に合祀し鴻三社と号したのが始まりであります。その後、明治35年（1902年）に、日枝社、東照宮、大花稲荷社、八幡社を合祀して、社号を現在の鴻神社と改めました。当初は市内宮地5丁目にありましたが、後に現在地に移転しました。尚、旧社地には現在も八幡、稲荷、氷川の三社の祠が残されています。
大本となった三社のうち
- 氷川社は鴻ノ宮氷川大明神または端ノ宮（はじのみや）と言い鴻巣郷総鎮守として広く崇敬を集めた古社です。また「こうのとり伝説」の由来となっている社でもあります。
- 熊野社は古くは熊野権現と号した古社だが創建は不明です。近隣の豪族の深井対馬守景吉が永禄4年（1561年）に紀州熊野社を参詣して、その社地の霊土と御神燈を持ち帰り、鴻巣宿の熊野社の社殿の下に霊土を埋めたと伝えられています。
- 雷電社は現在の鴻神社の場所にあり、竹林が多い事から「竹の森雷電社」とも呼ばれておりました。
初詣が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、明治時代中期のこととされています。明治時代初期までは恵方詣りの風習が残っていた様ですが、京阪神において電鉄会社が沿線の神社仏閣をてんでんばらばらに「今年の恵方は〇〇です」と宣伝し始めたために、本来の恵方ではない神社仏閣にも詣でるようになり、恵方の意味が薄れ、有名な神社仏閣にお参りするようになったと言われております。関東においても、京成電鉄や京浜急行電鉄、成田鉄道（現在はJR成田線）など、参拝客輸送を目的として開業された鉄道会社が存在します。基本的に「年籠り」形式を踏まず、単に寺社に「元日詣」を行うだけの初詣は明治以降広まった新しい風習であり、それも鉄道網の発展による賜物と言えましょう。
尚、初詣の対象は神社・寺院のいずれでもかまわないとされています。これは明治時代初期に神仏分離が行われる前は、神道と大乗仏教、ならびに祖霊信仰が一体化した神仏習合による信仰が一般化していたためであります。つまり、初詣に限らず寺社への参詣に神道･仏教の区別は無いとされていたことの名残である訳です。
さて昨年末の御用納めの日、12月28日になりますが、埼玉県予選会に於いて全国小学生ソフトテニス大会（今年度末に千葉県白子町にて開催）への進出を決めている松井玲奈ちゃん（6年生女子シングルスの部）、冨永麻矢ちゃん・久保田愛美ちゃんペア（5年生女子ダブルスの部）、大嶋理音君・折原諭君（高野ジュニア）ペア（4年生以下男子ダブルスの部）と共に、原口和久市長、武藤宜夫教育長を表敬訪問してきました。
原口市長からは、暖かいエールのお言葉を頂戴致しました。毎々のことながら御高配を賜りまして、とてもありがたい話だと思います。また、武藤教育長からは「全国大会へ進出できた要因は何か？」との質問がありました。日々の練習、日々の努力の賜物であると言った内容で子供たち皆んなは回答しておりました。そして、各自が本戦に臨む抱負表明をして、最後に円陣を組んで「頑張るぞ！」のコール、和んだ雰囲気の30分間でした。
子供たちには要人と会うことで良い社会勉強になり、更には気持ちを新たにして練習に取り組む動機ができたのではないかと思います。さぁ、これから全国小学生ソフトテニス大会へ向けて一生懸命な練習を続けていきましょうね！！
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