誹謗中傷をしてはいけない

 

悪口が悪いのは直接的な暴力が悪いのと同じ理由です。直接的な暴力は身体へのダメージ等、他人に危害を与えます。悪口によって人の身体が傷を負ったり腫れたりする訳ではありませんが、場合によってはそれ以上に精神的なダメージを与えてしまう事もあるのです。

　今般のパリ五輪でも然りですが、アスリートへの誹謗中傷が情けない程ひどい状況にある様に思えます。中には「貴方の家族全員が事故死で死んで欲しい」等と家族への危害を望んだり、自殺を促したりするメッセージが繰り返し寄せられているケースもある様です。

　管理人Youmeiって言うか我々夫婦も昨年、ネット上でひどい誹謗中傷を受けた事があります。実に悲しい思いがしましたね。ただ事実と全く違う事が書かれていたので、そのまま無視したに留まりましたが、人に対する不信感はその際に大きく湧き上げてきました。未だに蟠りみたいな気持ちも持ち続けています。

ネット上で誹謗中傷をする人（加害者）ってどんな人なのでしょうか。自分なりに整理してみました。

①.      歪んだ正義感や自分の正当性を主張したい人

　他人を叩くことで自分の正当性を主張したいという心理が考えられます。これらの行動を取る人には人よりも優位に立ちたいと言った曲がった心理が隠れているのです。

②.      コンプレックスを持っている人

自分自身にコンプレックスを持っている人は、優位な人に嫉妬心を抱くことがあります。この気持ちが強いと人に対する嫉妬心が攻撃的になってしまう事があり得るのです。

③.      ストレス発散の方法を知らない人

　ストレスを上手に発散する方法が分からない人がいます。ネット上で誰かを攻撃する事で自身のストレスを発散しているケースもあると思います。

④.      相手の困窮した反応を楽しむ人

　この場合は最悪ですが、間違いなくこんな輩がいますね。相手が困っている様子や必死で反論している様子を見て楽しんでおり、罪悪感等全く持っていない人が居るのには呆れてしまいます。

　田中角栄氏が仰っていた「人の悪口は便所で一人で言え」は、今から約50年前の話です。また「王様の耳はロバの耳」のお話（ギリシャ神話）は紀元前709年ころの話です。しかしながら今現在、これらの戒めを顧みるべき時ではないかと思います。そう！　どうしても人の悪口を言いたくて我慢がならないのならば、誰も居ない所で穴に向かって叫べばいい。でも本来はどんな場合も悪態はつくべきではないので自重していきましょう。皆の笑顔が一番ですから･･･。

皆が笑顔でいられる様に

今日も1日　良い日になります様に（願）

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