夏と秋と行きかふ空のかよひ路は片方(かたへ)涼しき風や吹くらむ 凡河内躬恒
これは『古今和歌集』の夏の最後の歌です。現代風に言い換えると「この日、この今、去りゆく夏とやって来る秋が行きちがうという上空の風の通り道には、片側にもう涼しい秋風が吹いていることだろう」とでも理解されますか・・・。
夏至の頃と比べると確実に日が短くなっていることに気がつきます。管理人は夏の終わりから初秋にかけて何故か哀愁を感じます。この寂しい気持ちはどうにもならないのです(涙)。
さて本日はグランドストロークのフォームの話題です。今日、登場するのは団員K.M君(6年生)です。K.M君のフォームは昨年の大晦日12月31日のブログ投稿でグランドストロークのフォーム(その5) として紹介しておりますので、参照して下さい。その当時と比べると確実に打点が高くなっています。管理人の考えでは、小学生は学年が上がるに連れて打点を上げていくことが大切だと思います。それでは早速ですが、K.M君のグランドストロークのフォームを連続写真で見てみましょう。撮影は6月30日、鴻巣市上谷総合公園テニスコートにて管理人が撮りました。
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
写真6
写真7
写真8
写真9
写真10
写真11
写真12
写真13
写真14
写真15
写真16
写真17
写真18
それでは時系列で考察していきます。①バックスィング(テイクバック)が以前に比べると小さくなってしまっております(写真3)。下記写真19及び20は昨年末にアップロードした彼のバックスィングの写真です。
写真19
写真20
写真3と比較して、右手掌の位置が頭の高さ以上にあり、ラケットのヘッドも高い位置にあります。同時に左の肩も良く内側へ入っておりますね。管理人の考えではこのバックスィング(後ろに大きく引くのではなく前の方で高く引く)を復活させて欲しいと思います。②2軸となる左足の踏み込みは相変わらずいいですね、足のスタンスを充分に広くとっていますので、重心が下がりGoodです(写真6)。この左足の踏み込みの良さは彼のフォームの最大の長所だと思います。③脇が良く締まっており、身体の回転に遅れて腕が出て、更に遅れてラケットが出ていく感じもGoodです(写真9)。④インパクトの瞬間、きれいな面でボールを捕らえております、またこの時の左足及び右足の膝の曲がり具合はバランスが良くとれておりVery Goodだと思います(写真11)。⑤フィニッシュも身体が回転しきっておりラケットも振り切られていてOKです(写真18)。また総じて言えることですが、彼のフォームの良いところは重心が低く腰が落ち着いており、頭の上下動が少ないことです。管理人は彼のことを典型的な後衛タイプだと思いますね。
上記の写真1~18をスライドショーにしてみました。また別の角度から撮った連続写真もスライドショーにしましたので、復習の意味合いからもご覧になって下さいね。
K.M君は鴻巣パンジーキャプテンのT.K君(6年生)とペアを組んで、第11回全国小学生ソフトテニス大会へ出場して上位入賞しております。また先月開催致しました第33回埼玉県スポーツ少年団《小学生》ソフトテニス北部地区交流大会でも優勝しております。これらの結果に満足することなく、更に向上心を強く持って、努力を積み重ねて伸びていって欲しいと切に願っております。当面の目標は埼玉県スポーツ少年団の中央大会で上位へ進出して、9月17日に開催されます第6回スポーツ少年団関東小学生交流大会でひと暴れして欲しいと思います(モチベーションを持って欲しいですね)。管理人は彼の活躍を期待しております。
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