今日は二百十日です。二百十日は、雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として210日目、つまり、立春の209日後の日であります。季節の移り変わりの目安となる「季節点」の一つです。台風が来て天気が荒れやすいと言われていますね。
江戸時代の暦学者、渋川春海は、釣りをするために品川沖に舟を出そうとしたところ、老漁夫に「今日は二百十日なのでやめなさい」と言われたそうです。漁夫は快晴の空のかなたの黒雲を指していました。はたして、その日は午後から大荒れの天気となりました。渋川春海は、過去を調べ、自らの体験でも確認をし、その研究から「二百十日」を台風に注意すべき日として、自分が編纂した貞享暦に書き入れました。もともと農家や漁師達は経験上、この時期は暴風雨になることが多いことを知っていました。またこの30年前の明暦2年(1656)の「伊勢暦」(いせごよみ)から「二百十日」の記載はありました。そして渋川の貞享暦により、「二百十日」は「台風の厄日」として広く人々に知られるところとなりました。
そして夏目漱石の『二百十日』も有名です。この作品は阿蘇に旅した圭さんと同行者の碌さんの会話を通して、金持ちが幅をきかす卑俗な世相を痛烈に批判し、非人情の世界から人情の世界への転機を示す物語です。漱石が、第五高等学校での教師時代に同僚と阿蘇登山をした時のことを題材にして書かれたと言われている作品です。
さてぇ、お待たせしました、本題のソフトテニスです。本日は昨年の5月15日に開催致しました埼玉県スポーツ少年団ソフトテニス部会指導者協議会主催の指導者講習会の模様を紹介致します。講師は引き続き、ヨネックスの川端(旧姓緒方)優紀選手と中村朱里選手です。
今回は、ネットから離れた位置でのボール処理(ボレーやワンバウンドで処理)の練習です。後衛と二人組になってやります。それでは動画をご覧になって下さいね。撮影は我が盟友のさとるちゃんです。
川端(旧姓緒方)優紀選手の講習内容を整理してみましょう。この練習の流れは、①(前衛は)相手のサービスエリアにボールを入れる(上から打っても下から打っても良い)、②次いでサービスラインの中まで素早く移動する、③相手(後衛)はワンバウンドのストロークで返球する(短く返しても足元を狙っても長いボールでも良い焦らず大アウトしないこと)、④(前衛)は来たボールをノーバウンド或いはワンバウンドで返す。⑤相手(後衛)の打ち方を見ているとどんなボールが来るのか予想出来る(高い打点は早くて長いボール、低い打点は短いボール)、⑤前衛はワンバウンドで打つ場合は無理やり大きくラケットを振り回さない(ショート乱打の練習を活かして、肘を支点としてコンパクトなスィングをすること)。
この練習方法は、ある程度技術を持った前衛にとっては効果的で良い練習である思います。また、前衛と後衛のペア練習として充実した内容であると解しております。但し、前衛にしろ後衛にしろ初心者向きではないですね。ジュニア(小学生)であれば、高学年の中でも上位選手でなければ難しいのが現実かと思います。より上の技術を学ぶ意識付けの意味合いも勘案して、近々の練習の際に、試してみたいと考えております。
川端(旧姓緒方)優紀選手に於かれまして、まだまだ未熟な生徒たちに懇切丁寧にドバイスをして頂きましてありがとうございました。
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