子どもには「やりたくないことをやらされる時」に起こりがちな負のループがあります。子どもは何かの取り組みを目の前にして自信がもてず、「やりたくない」と拒否したくなる事が必ずあります。要は不安がある訳です。一方、大人は「やってみたら結果的にできるかもしれない」、「失敗したって気にすることではない」、「他の子がやっているんだから」と自分の価値観で「とりあえずやらせよう」としがちです。大人の関わりに対して子どもは、「自分の気持ちを分かろうとしてくれない」、「自分の意見を聞いてくれない」と言った気持ちになり、更に取り組んだ結果失敗した時は「だからやりたくなかったんだ」、「やめておけばよかった」、「この人は頼りにならない」と言った気持ちになります。これこそ重篤な自己肯定感の低下につながる訳です。中々動かない子どもに大人がイライラして、更に悪循環を繰返し、とんでもない事に陥ってしまうのです。
こんな時、大人はどうするべきでしょうか。大人にもそれなりの価値観はありますが、一旦置いておいて、子どもの目線に立って考える事が大切なのです。先ずは「やりたくなければやらなくていいよ」と発して下さい。そこから話を充分に聞いてあげるのです。
特に小さなお子様には絶対にこの対応をすべきなのです。基本的には・・・
好きな事を妨げない、今やりたい事をやらせる
この考え方で子供は大きく成長します。
以前のブログ記事にも綴りましたが、史上最強の棋士である藤井聡太氏のご両親は子供の「やりたい」という意欲を重んじ、余計な口出しはしなかったそうです。息子が何かに集中している時は絶対に止めないように心掛けていたそうです。
一般的な家庭であれば「起床の時間ですよ」「ご飯の時間ですよ」「お風呂に入りなさい」「もう寝る時間だよ」等々、生活のリズムに合わせて指導するでしょう。しかしながら、藤井聡太氏のご両親は本人の区切りがつくまで声を掛けなかったのです。
中学校に上がると、藤井聡太氏が熱中したのは英語や数学などの主要教科ではなく、地理だったそうです。藤井聡太氏は、他科目はそっちのけで山や川の名前ばかり熱心に覚えていたそうです。しかしながらご両親は「国際化時代にマッチしてもっと英語を勉強しなさい」とか「理数系の教科を頑張りなさい」と言ったことは一切言わなかったそうです。
「好きな事を妨げない」「嫌な事は無理してやらさない」姿勢は、然るべくして藤井聡太氏の将棋に対する人並み外れた探究心と集中力を養うこと繋がったのです。床にひっくり返るほどの泣き虫だった幼少期の藤井聡太氏を、お母様は気が済むまで泣かせたそうです。そのうち冷静になり、自分の頭で考え始める訓練にもなっていたのですね。
大人の「とりあえずやらせよう」とする教育は今直ぐに止めて下さい。因みにYoumeiがソフトテニス(軟式庭球)を始めた理由は、親に言われたからではなく、自発的に始めております。親子3代、そして妻もソフトテニスを嗜みますが、これは偶然ではなく必然です。
今日もいい日になる様に
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