「森羅万象」とは、天地間に存在する、数限りないすべてのものや事象を指す言葉です。樹木が限りなく茂り並ぶ「森羅」と、あらゆる有形のものの意を持つ「万象」が合わさり、「宇宙の全て」「この世の全て」という意味になります。
【森羅】
樹木が限りなく茂り並ぶ様子、たくさんのものが連なっていること。
【万象】
数限りない形あるもの、有形のすべてのもの。
【文例】
Ø  「森羅万象すべてが、私を支援してくれているように思えてなりません」のように、感激や感謝の対象として使われます。
Ø  「森羅万象を司る」といった表現では、自然界の全てを統括するという意味で使われることもあります。
「森羅万象」は実は「神道」との関りが強いのです。
神道では「森羅万象に神が宿る」と考え、自然界のあらゆるものや現象、そして人間や祖霊も神々として崇拝します。宇宙万物への畏敬の念から生まれた日本固有の信仰であり、八百万の神々を祀り、自然との調和を重んじることが特徴です。
 「八百万の神々」とは、日本の神道において、自然界のあらゆるもの、太陽から風、さらには生活の身近な場所まで、この世に存在する全ての物に神が宿っていると考える、無数の神々の総称です。この概念は、日本古来の自然崇拝やアニミズムに基づき、神の数が非常に多いことを「八百万」という言葉で表現しています。
神道における「森羅万象」とは下記の概念があります。
1)   
神が宿る存在
神道では、木、山、水、火といった自然物や、人間、動物、植物、さらには事象や現象のすべてに神が宿っていると信じられています。
2)   
アニミズムと自然崇拝
この「森羅万象に神が宿る」という考え方は、アニミズム(精霊崇拝)を基盤とし、根底には自然崇拝の念があります。
3)   
八百万の神々
宇宙の根源的な存在である神々が、森羅万象のすべてを創造したと考えられています。そして、それぞれが多様な働きや力を持つ「八百万の神」として認識されています。
「森羅万象」と神道の関係は以下のとおり記されます。
1)   
自然との共存
神道における人間は、神々の創造した森羅万象の一部として位置づけられます。自然に畏敬の念を抱き、自然に包摂されて共に生きることが求められます。
2)   
生命の循環
人間の魂もまた神から与えられたものと考えられ、この世での役割を終えると神々の世界に還り、家の守り神となるとされています。
3)   
祭祀と感謝
森羅万象の中に神の存在を認識し、自然界の恵みに感謝する気持ちが、祭祀へと繋がります。神々に敬意を払い、その恩恵にあずかることが期待されています。
この様に、神道では宇宙のあらゆるものに神が宿るという世界観を持ち、自然への畏敬の念と感謝の気持ちが、日本人の精神性や文化に深く根付いているのです。
 冒頭のスライドでは森羅万象が味方になってくれる生き方を示しました。要は「良い行動は良い結果を生む」のです。即ちポジティブな行動が成功や良い成果につながるという考え方で、思考と行動、そして結果が連鎖し、良いサイクルを生み出すメカニズムに基づいています。この考え方は、小さな行動を継続する習慣化や、失敗を恐れず挑戦する姿勢が、最終的な成果へと結びつく、という多くの成功法則にも共通しています。
逆説的には「悪い行動は悪い結果を生む」ことになります。仏教に由来する「因果応報)」や「悪因悪果」で示されたとおり、自分の行動がそれに見合った報いをもたらすという考え方です。
今日もいい日になる様に
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今日もいい日になる様に
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