慢心とはいい気になる事、奢り高ぶる事です。言い換えれば自負心や虚栄心、過信、我儘と言った意味になるでしょう。自信と慢心は似ている様な雰囲気がありますが実際は大きく異なります。何かに直面した際に、直視をして乗り越える事が出来ると信じる事は自信であり、直視する事なく根拠もなく、漠然と出来ると思いこんでしまう事が慢心です。
老害とはほぼ慢心が源となっています。「最近の若い者は・・・」と言ってつい怒ってしまうのは、どこかに自分は年長者で物事を良く知っていると、或いは自分は正しいと言った慢心がありますね。相手が自分よりも下だと思い込むのは完全に慢心です。それが怒りの言動となって現れているのです。もし自分自身の慢心の自覚症状を感じたらば、自分自身で戒める事が大切です。虚心坦懐に「威張らない」「怒らない」と決める事が良いと思います。
前述のとおり、怒りの原因は慢心が影響している事が多いと思います。怒りとは瞬間湯沸かし器の様なものです。今、怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」が注目されています。怒りを覚えたら、6秒間は一切反応せず我慢する。怒りの衝動は6秒を過ぎると一気に冷めるので、この「魔の6秒間」をしのぎ切るのです。実は仏教の世界では、既に2,500年程前にアンガーマネジメントを提唱しておりました。仏教では怒りをコントロールする大切さを説いているのです。
昨今はカスハラ(カスタマーハラスメント)が問題視されております。これこそが慢心から生じた怒りなのです。自覚症状を感じたらば、自分で戒めましょう。カスハラを繰り返している内に人間関係はボロボロ、「慢心創痍」(おっと変換ミスです)「満身創痍」になって後は誰も助けてくれなくなりますよ。
心のコントロール
今日も良い日になります様に(願)
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