偶然には意味がある その①

 

ルイ・パスツール（Louis Pasteur）は19世紀に活躍したフランスの生化学者・細菌学者です。現役の科学者・研究者でパスツールの名前を知らない人はいません。「近代細菌学の開祖」とされています。パスツールは、ジェンナーの考えた天然痘を予防する種痘法にワクチンという名前を付け、ワクチンが他の病気にも応用できるのではないかと考えました。ワクチンの予防接種という方法を開発して、狂犬病ワクチン、コレラワクチンを発明しています。パスツールの偉業がなければ新型コロナウィスルなどに対するワクチン予防・療法は確立が出来たのか･･･、或いは確立が完全に遅れていたと思います。また分子の光学異性体を発見しました。更に牛乳、ワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温殺菌法を開発した事でも有名です。「科学には国境はないが科学者には祖国がある」という言葉が有名ですね。

管理人Youmeiも恥ずかしながら科学者の端くれで、特許発明も43件を数えています。発見や発明は偶然を伴う事が多いのですが、実はその偶然を見落とさない準備が必要なのです。準備とはあらゆる想定に対処できる様に常にフレキシブルな考えを持っている事だと思います。固定概念は可能性を潰します。壁にぶつかれば迂回路を探せば良いのです。角を曲がった先にも答えはあるのですから。

因みにYoumeiがこの様なフレキシブルな思考（瞑想）をするパターンは3通りありました。①喫煙しながら（だてに煙草を吸っていた訳ではありません）、②酒を呑みながら（前向きで結構良いアイディアが湧いてきます）、③車を運転しながら（ながら運転は良くないのでお勧め出来ませんが）ですね。偶然も相成って突然訪れたチャンスを掴むためにも、日々考えは巡らせておきましょう。下の画像は管理人Youmeiが若い頃の写真です。

白衣姿は今でも似合うと思っています（私のユニフォームでしたからね）。ああああぁ～、昭和から平成の時代に頻繁に使った実験道具、パスツールピペットが懐かしい！　因みにパスツールピペット1回の吸込み量は約1mLです。

今日もフレキシブルに最善手で！

良い日になります様に（願）

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