「妻や恋人と一緒にいないと不安で、自分の存在価値すら見出せなくなった」何て状態に陥った事はありませんか? パートナーへの依存とは、相手への強い不安や自分の欠落感を埋めるために、相手との関係に過度に執着し、自分の精神的な安定を相手に委ねる状態です。これは健全な恋愛とは異なり、相手の言動に一喜一憂し、自分自身の生活がおろそかになることがあります。この状態を克服するには、自分の気持ちを明確にし、相手との境界線を引くこと、そして趣味や友人など、パートナー以外にも心の拠り所を持つことが大切です。
【パートナー依存の特徴】
①.
相手中心の生活
自分の意見や感情を押し殺して相手に合わせ、自己犠牲を払うことがあります。
②.
見捨てられることへの不安
相手に「見捨てられるのではないか」という不安が常にあり、相手からの愛情や関心を常に確認しようとします。
③.
相手への過度な要求
不安を解消するために、相手に頻繁な連絡や束縛を求めることがあります。
④.
日常生活の偏り
恋愛以外に楽しみがなく、友人関係や仕事など、他の大切なことがおろそかになることがあります。
⑤.
不健全な関係性
依存する側とされる側、お互いに息苦しさを感じ、不満がたまり、感情のコントロールが効かなくなることがあります。
⑥.
自己肯定感の低さ
「自分には価値がない」「一人では何もできない」という思い込みが強く、他者からの愛情や承認で自分の価値を確認しようとします。
⑦.
見捨てられることへの不安
相手に嫌われること、見捨てられることを過度に恐れ、相手の顔色をうかがうようになります。
⑧.
強い孤独感や寂しさ
自分の時間や一人の時間を寂しく感じ、パートナーの存在でその穴を埋めようとします。
⑨.
過去の経験
幼少期の親子関係など、過去に満たされなかった経験が影響していることもあります。
⑩.
相手の言動に一喜一憂する
相手の連絡や機嫌に振り回され、感情が不安定になります。
⑪.
自分の意見を言えない
相手に合わせることを優先し、自分の意見や感情を抑え込んでしまいます。
⑫.
恋愛以外の人間関係や趣味がおろそかになる
パートナーとの関係が最優先になり、友人や家族、仕事などがおろそかになります。
⑬.
「自分がいないとダメだ」と思い込む
相手の問題を自分が解決しなければならないという責任感を過度に感じます。
⑭.
「共依存」の関係に陥る
相互に依存し、相手の存在なしではいられない不健全な関係になることがあります。
【依存を克服するための方法】
①.
自分の気持ちを明確にする
まず自分の感情を整理し、相手にそれを伝える練習をします。
②.
境界線を引く
自分と相手の間に健全な距離感を保つことを意識します。相手の意見を尊重しつつ、自分の意見も大切にする「境界線」を引くことが重要です。
③.
一人の時間や趣味を大切にする
パートナー以外に心の拠り所となる時間や趣味を持つことで、自己肯定感を高めることができます。
④.
自己肯定感を高めるために自分の良いところに目を向ける
小さなことでも成功体験を積み重ね、自分自身の価値を認めます。
⑤.
自己肯定感を高めるために自分磨きをする
資格の勉強や趣味など、恋愛以外のことに熱中できる時間を作り、自信を育てます。
⑥.
趣味や人間関係を広げるために新しいコミュニティに参加する
恋愛以外の人間関係(友人、趣味仲間など)を広げ、心のよりどころを増やします。
⑦.
趣味や人間関係を広げるために新しい趣味を見つける
恋愛以外の「楽しい」と思えることを見つけ、自分の世界を広げます。
パートナーへの依存は、自分自身と向き合うことで乗り越えられます。要は何でもパートナー頼みで何も決められず何も行動出来ない状態には絶対に陥ってはいけません。パートナーが鬱陶しいと感じる程しつこく依存してしまうと逆に回避依存症に嵌ってしまう可能性もあります。「回避依存症」とは、「恋人の存在は必要だが、恋人から愛されることに息苦しさを感じやすいため、恋人との関係性に距離を保つことで自分の精神バランスを保とうとする心理状態」と言えます。「回避依存症の方」は「男性」でも「女性」でも、人間関係において他者との「距離感」に敏感という特徴があります。「回避依存症の男性」は「恋人に対してマウントを取りたがる」という傾向があり、「回避依存症の女性」は「恋人が仕掛けてくるマウンティングに巻き込まれないようにする」という傾向があります。また、「回避依存症」は大きく分類すると、「独裁者・搾取者・ナルシスト・脱走者」の「4タイプ」に分けることができると考えられており、「回避依存症になる原因」は、子ども時代の「親との関係・家族との関係・家庭環境の様子」と密接な関係があると考えられています。特に子どもの頃の母親との関係は「回避依存症」に大きく影響していると考えられていることから、「回避依存症になる原因」は「アダルトチルドレン」と密接な関係にあると考えられています。反対に言えば、アダルトチルドレンを克服をすることで「回避依存症の克服」ができると言えます。
恋人であれ親であってもマウントを取りたがる人との共存は回避依存症になり易いと思います。恋人や夫婦、そして特には親子関係に於いてマウントをとろうとする行為は避けるべきです。上下関係に拍車をかける様な事があると相手にとっては嫌な事です。回避依存症とは、親密な関係を築くことを恐れ、他人との間に距離を置こうとする心理的傾向です。親密になりたい気持ちと、傷つくことを避けたい気持ちが共存し、相手に本音を見せなかったり、急に冷たくなったりする特徴があります。これは精神疾患ではありませんが、自己肯定感の低さや過去のトラウマが背景にある場合があり、対人関係に影響を及ぼします。
恋愛は仏教において「煩悩」とみなされます。これは、恋愛が執着や欲望(「渇愛」など)を生み、心の安定を乱し、苦しみにつながる可能性があるからです。特に、愛する人への強い「渇愛」は、満たされてもなお苦しみを生むとされ、最も苦しい煩悩の一つだと考えられています。
・・・なので、相手に依存してしまうのも良いですが、しっかり自分と向き合う事も忘れずに行って下さい。
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