突然ですが・・・、「目先の政治」とは、長期的な視点や戦略を持たずに、目先の利益や人気取りに走る政治姿勢を指します。具体的には、国民の支持を得るために一時的な政策に力を入れたり、将来的な課題への対応を後回しにしたりする状況を指します。今般、この傾向が一段と強まっている様に思うのはYoumeiだけでしょうか。社会の長期的な利益を犠牲にして目先の利益を追求すれば、政治は短期志向となります。民主主義の国には短期志向を誘発する要因がある様です。短期志向の要因とされるものの中で、代表的な4つを挙げてみますね。
①.
選挙サイクル
②.
有権者の選好
③.
利益集団の影響
④.
将来世代の人々が存在しないこと
多くの民主主義の国では、4年から6年に一回の頻度で選挙が行われます。政府や政治家は次の選挙でも勝つために、この限られた任期中に有権者に利益を齎そうと必死になります。そうすると現職の政府や政治家が任期中に解決できない様な社会的課題への取り組みは、後回しにされてしまいます。
また有権者は長期的な利益を見込む政策よりも、短期的に利益をもたらす政策を好む傾向がある様に思えます。こうした有権者の選好は、直ぐに得られる利得ほどその価値を高く評価する人間の心理的特性に由来するのでしょう。そして長期的利益を見込む政策が期待された通りの結果を生むのかが不確実である事にも要因がありますね。
【目先の人気取りに終わる政治】
①.
選挙で票を集めるために、国民に聞こえが良いことばかりを言って、実現可能性の低い政策を掲げる場合。
②.
国民の不満を解消するために、一時的なバラマキ政策を行うだけで、根本的な解決策を講じない場合。
【目先の利益に囚われた政治】
①.
短期的な経済効果を重視するあまり、環境問題や社会保障制度の改革といった長期的な課題への取り組みが遅れる場合。
②.
国民の感情に訴えるポピュリズム的な政策ばかりを打ち出し、国全体の長期的な発展を考えない場合。
政権与党は、目先の状況を改善する政策で一応成果を上げていると思います。今後は豊かさが持続する将来社会の構築に向けた長期政策へ舵を切るべきですよね。野党も、政権交代の旗を掲げるのはよいが、先ずは与党の政策への厳しいチェックや対案提示を通じて国会論戦を活性化し、日本の政治や行政が人々の満足を真に高めるよう後押しすべきでしょう。
前段が長くなりましたが、ここからが本題です。「目先の事しか考えない」とは、目の前の事、即ち短期的な事や一時的な事ばかりを考えて、長期的な視点や将来の事、周囲への影響などを考慮しない状態を指します。視野が狭く、計画性がない、または無責任な行動を伴う場合もあります。
①.
短期的な利益や快楽のみを追求する
目先の利益や満足感に目がくらみ、長期的な損失や不利益を顧みない行動を指します。キャバクラに大金を費やす、ギャンブル嵌って多額の借金をする等が具体例でしょうね。
②.
将来の計画や準備を怠る
将来の目標や計画を立てず、その場しのぎで行動するため、後々困ることが予想されます。イソップ童話の「アリとキリギリス」の教訓は、将来のために備えることの重要性、そして勤勉さの大切さです。アリのように、将来を見据えて準備を怠らないこと、そしてキリギリスのように、怠惰な生活を送ることの危険性を教えています
①.
周囲への影響を考えない
自分の行動が周囲にどのような影響を与えるかを考えず、自己中心的、または無責任な行動をとります。
②.
視野が狭い
物事の全体像や将来を見通すことができず、目の前のことだけに意識が集中してしまいます。
③.
計画性がない
計画を立てずに、行き当たりばったりで行動するため、ミスや失敗が起こりやすいです。
人は心に余裕がないと目先の事しか考えられなくなります。皆様方も「気づけばいつも目の前のことに追われている…」と言った状況を経験されていると思います。心や体に余裕がないときほど、人は未来を考えられなくなるのです。人間の脳は、「このままでは生命の危険がある」と感じると、できる限り楽をして、その場を生き延びようとします。未来の事なんか考えず、「今をどうにかしよう」
というモードに切り替わるのです。これは本能ですから仕方がない事です。特に心や体が疲れていたり、ストレスが強かったりするほど、目の前の事しか考えられなくなります。これは、脳が「生存」を最優先にする仕組みだからです。
「余裕ができたら未来の事を考えよう」と思っても中々出来ないものです。先ずは意識的に小さな余裕を作る事で、視野が広がりやすくする必要があるのです。
Youmeiのお勧めを挙げると次のとおりです。
1.
5分間だけ深呼吸やストレッチをする。煙草を吸うのも良いかと思いますね
2.
短時間でも自然に触れる(散歩・窓を開ける)。Youmeiは愛犬2匹との散歩で救われています。
3.
1日のスケジュールに「何もしない時間」を確保する。瞑想も良いと思いますし、飲酒もとても良いと思います。
4.
少しの時間でも良いので趣味の事を考える。
冒頭のスライドに掲げた様に「目先の物事に囚われ過ぎると森羅万象物事の本質を見失います」。「森羅万象」は、宇宙に存在するすべての物事や現象を指す言葉です。一方、「物事の本質」とは、物事の根本的な性質や真理を意味します。森羅万象は、あらゆる存在を包括的に捉える概念であり、物事の本質は、個々の存在が持つ根源的な性質を指す点で異なります。
【森羅万象】
ü 「森羅」は、無数に連なり並ぶ様子を表し、「万象」は、様々な形あるもの、全ての現象を意味します。
ü 宇宙に存在する全ての物事、現象を指す言葉です。
ü 仏教用語が起源とされ、あらゆる存在を包括的に捉える概念として用いられます。
【物事の本質】
ü 物事の根本的な性質や真理を指します。
ü 表面的な現象だけでなく、物事の根底にある本質を見抜くことが重要であることを示唆します。
ü 例えば、ある現象の背後にある原因や、物事の価値を決定づける要素などが「物事の本質」と言えます。
目先に囚われると、人間はとんでもない錯覚をしてしまいます。そう! 本質が見抜けないのです。
目先ばかりではなく、物事の本質を常に感じる様になると人生も変わっていく様に思います。
今日もいい日になる様に
いつでも笑って優しくね!
ぽぽぽ、ぽぽぽ、ぽ~ん!
今日もいい日になる様に
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