今日はヨネックスの渡邉晶子選手の前衛のポジションと動き方に関する講習を見て頂きましょう。渡邉選手は1986年8月8日生まれ、北海道の札幌龍谷学園高校ご出身です。昨年度の全日本ソフトテニス選手権大会(皇后杯大会)に於いて後衛の府藤 麻未選手とペアを組んでベスト8に入っております。若くてとっても元気が良い女性ですよ。
本日紹介致します動画は2006年6月3日に撮影したものです。従ってこの時の渡邉選手は花も恥じらう19歳でした。後衛の奥田展子選手と一緒に熊谷市運動公園(現熊谷市さくら運動公園)テニスコートに来てくれました。尚、奥田選手は引退されてご結婚されて苗字も変わっているかと思います。お子様も少し前に産まれて今は幸せな家庭生活を送っているのでしょうね。
それでは動画を見てましょう。
6本セットの所謂、試合形式の練習になります。1本目はクロスへ、これはスルーして味方の後衛が返します。2本目も同じくクロスへ、これは飛び出してクロスポーチボレー(フォアハンド)を決めます。即ち、1本目と2本目は順クロス展開になります。3本目はストレートへ、これはスルーして走ってきた味方の後衛が返球します。4本目もストレートへ、ここで飛び出してストレートポーチボレー(バックハンド)を決めます。3本目及び4本目はストレート展開ですね。5本目は再びクロスへ、これは見方の後衛の脚力に任せます。6本目のスマッシュを決めて終わりです。クロス展開とストレート展開の前衛のポジション取りを学ぶ良い練習方法だと思います。動画の後半は奥田・渡邉ペアとして見本を見せてくれております。
渡邉選手と奥田選手のアドバイスを纏めてみましょうね。渡邉選手曰く、前衛は三角形の動きをすること、即ち、自分の味方の後衛が打つ時は後ろに引き、相手の前衛のボレーをフォローする体制とし、相手の後衛が打つ時は前に詰めて斜めに動くことが大切である。奥田選手のアドバイスはクロス展開からストレート展開へ変った時に前衛はセンターラインを超えて後衛の打ち合うコースに近づくこと・・・、等々でした。
小学生の低学年や初心者の前衛はこの三角形の動きが全く出来ません。ネットへへばりついてしまうのです。管理人はこれを直すためシャドウと呼んでる練習方法を時々やります。それとストレート展開の時のポジションを教えるのが中々難しいのです。どうしてもセンターのコースががら空きになってしまうことが多くなります。前衛と後衛のコート上の持分は控えめに見ても50%:50%です。管理人が考えるに上級になると前衛が70%のコースをカバーして30%分が後衛の持分になると思っております。コート半面で2人しか入れない練習なので、練習効率は落ちますが、こう言った練習も取り入れていくべきなのでしょう。
渡邉選手、奥田選手に於かれましては解り易い練習方法をご教授頂きましてありがとうございました。
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