本日は文教大学ソフトテニス部監督の吉本貞夫先生の講習会に於けるボレーの教えをご覧になって頂きましょう。実技とアシストして頂いているのはヨネックスの井上隆信選手です。撮影は2007年12月9日、会場は埼玉県立岩槻商業高校です。それでは早速にも動画を見て下さい。
吉本先生は昔の教えと今の教え方の違いを丁寧に説明してくました。その根源は昔のラケットが木製であったの対して、今はカーボンやチタンが主流となっていてボールのスピードが早くなったことです。それに対応した教え方が必要であるとのことです。1)昔の教えでは右肘を身体に付けて脇を締めて構えた、2)今は曲げた足の膝の前の位置に右肘を持ってくる様に教える、その際左手はラケットの銀杏部分を軽く支える、3)右腕は丁度V字形を描く様になる、4)ラケットを肩より引かないことが大切である、5)ラケットの面も大事、ボレーは長めにサービスライン辺りを狙うとネットの失敗が少なくなる、6)少し腰を捻る様にして前に押し出すこと、7)グリップは最初はじゃんけんのパー→インパクトの瞬間にグーにする、8)左足を軽く前に→右足を出して→インパクトの順になる、9)ラケットの銀杏を支えていた左手は右足を出した時に放す、10)昔の教えでは相手がバックスィングして振り出す時に始動する、11)今の教えは相手がバックスィングして止める前に始動すること、12)バックハンドボレーはバックハンドストロークと同じ様に前の方でインパクトすること、13)バックハンドストロークが得意であればバックハンドボレーも上手くなる、14)バックハンドボレーは右足を出してインパクトする、15)左足1本でバックハンドボレーをしても良い、等々の講習を受けました。
吉本貞夫先生はこの講習会の時は67歳でいらっしゃいましたがとても元気でした。管理人なんぞまだまだ若くて頑張らなくてはいけないのですが・・・、どうも最近は覇気がありません。反省の毎日が続いております。
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