バックハンドストロークのフォーム（その8）

今日は熊谷ジュニアソフトテニススポーツ少年団のD.S（5年生）のバックハンドストロークのフォームを見てみましょう。彼は鴻巣パンジーのS.S（5年生）とペアを組んで、第32回埼玉県スポーツ少年団北部地区交流大会で3位入賞を果たしております。

それでは、D.S君のフォームを連続写真で見てみましょうね。

①ボールへの近づき方、右足の引き方はは良いと思います（写真1）。②彼は男子選手らしくラケットを立てて裏面を相手に向けてボールを待つタイプです、脇が締まっていて良いですね（写真2、3）、③前足（右足）の踏み込みは大きいですね（写真3）、④インパクトの直前はラケットの面がほぼ完全に横向きとなっていてGoodです（写真6）、本当に前裁きの上手さを感じさせます、このポイントが彼の一番の長所だと思います。この写真から連想するに、おそらく彼はローボレーも上手いのではないかと思います。⑤左足の送り足もきちんと出ていますね（写真9～11）。
若干、気になるところを挙げます。右足の踏み込みは大きくて良いのですが、①もう少しクローズスタンスになる様に（45°の角度）、斜め前に踏み込んだ方が良いと思います（写真3）。②ラケットの引きがやや遅い様に感じます（写真1～3）、早めに引いてタメを作りましょう。これは彼の場合、フォアハンドストロークも同様です。絶妙なインパクトからボールを押し出す感じは良いのですが（写真6～8）、③その後のフィニッシュはもっと高くラケットを振り上げた方が良いと思います（写真9～11）。ネットにかかる率も減るのではないかと思います。

D.S君は5年生ながらも立派です。これから先も闘志を燃やして頑張っていきましょうね。

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