バックハンドストロークのフォーム（その6）

昨日に引き続き、子供たちのバックハンドストロークのフォームを見ていきましょう。今日はグランドストロークのフォーム（その7）に登場した北本エンジェルソフトテニスクラブのえんじぇるJr.（5年生）です。イニシャルはT.Nですので、今後は皆んなと同じ様な表記としてT.N君（5年生）と記載します。昨日の投稿で気がつきましたが、彼の待球姿勢は膝を充分に曲げて重心をすごく下げて構えています。練習態度も非常に真面目で皆んなのお手本となっていますね。
それでは早速にも連続写真を見てみましょう。今日の連続写真は昨日のS.S君（5年生）のフィニッシュからの続きでT.N君の素晴らしい待球姿勢のところから入っていきましょうね。

はっきり言って小学生とは思えない様な素晴らしいフォームだと思います。またボールにも威力があり適度なドライブ回転もかかっています。①繰返しになりますが重心を低くした待球姿勢（写真1）、②重心を低くしたまま前への移動（写真2）、これは皆んなが見習うべきです。③重心を低くした状態を維持して、しっかりと軸足（左足）をついています（写真4→5）、④右肩も下がって相手に肩の裏側を見せる様な姿勢、また肩越しにボールを見ています（写真5～8）。⑤右足の踏み込みは大きく力強く、またしっかりとクローズスタンス（所謂45°の角度）になっていますね（写真7）、⑥インンパクトへの導入は惚れ惚れするくらいに膝が曲り、低い体制を維持しています（写真8→9→10）。⑦かなり低い打点でボールを捕らえているにも拘わらずラケットの面はしっかりと横面になっています（写真10）、⑧フィニッシュもラケットを大きく振り上げ胸を張っており、左足も送り足としてしっかり出ております（写真14）。
T.N君のフォームは良いところだらけですが、一番の特長は膝が曲り重心が低くなっていることだと思います。これはフォアハンドストロークの時も同様でした。これを教えられたえんじぇる様もまた優れた指導者であると思います。お見事です！！！

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