全体会では、日本スポーツ少年団常任委員 静岡理工科大学准教授の富田寿人先生のご講義を拝聴致しました。初日の演題は『スポーツ少年団~50年のこれまでとこれから~』、二日目の演題は『アクティブ・チャイルド・プログラム』でした。
初日の講演の中で、「勝利至上主義による子供たちの疲弊」についてご指摘があり、管理人も考えさせられるところがありました。全国野球交流大会参加チームの年間試合数のデータでは、100試合と回答したのが3チーム、120試合が2チーム、150試合が2チームありました。この数字はプロ野球並みです。また、全国大会に出場したバレーボール団員の練習頻度のデータでは、週に5日以上と回答されたのが約60%もありました。
管理人が思うに、子供たちの本来の仕事は学校へ行って勉強を学び、友達を沢山作って遊ぶことだと思います。上記の野球チームやバレーボールの事例は、如何なものかと思わされます。一生懸命に取り組む姿勢は良いとは思うのですが・・・。本来のスポーツ少年団の姿では、子供たちに疲弊させてはいけないと思います。過度な取り組みは子供たちの活力を逆に奪ってしまうことにもなりかねません。
管理人は特に二日目の『アクティブ・チャイルド・プログラム』を興味深く思いました。現代社会では、子供たちの体力低下・運動能力低下が問題視される様になってきております。富田先生が示されたデータによると1週間を通して学校の体育以外で身体を動かす機会がない子供たちが驚くほど沢山居る様です。特に女の子はこの傾向が強い様です。1日あたり60分以上、身体を動かす機会が欲しいものです。この『アクティブ・チャイルド・プログラム』は文部科学省委託事業ー子供の発達段階に応じた体力向上プログラムの普及啓発ーとして日本体育協会が取り組んでおります。資料と動画が入ったDVDを頂戴してきましたので、ご覧になりたい方は管理人に声を掛けて下さい。ゲーム性を持たせたいろいろな遊び方が紹介されています。
ソフトテニス分科会の方も来年度の大会予定や混成ペアに関する議論など・・・、限られ時間内ではありましたが活発な協議をすることが出来ました。来年度の活動に活かしていきたいと思っている次第です。
夜になりますと「情報交換会」です。ソフトテニス部会は例年通り、近くのカラオケスナック『きぬ川太郎』の2次会で指導者同士の懇親を深めることが出来ました。こう言った機会はそう頻繁にはありません。皆が協力していくためには、先ずは打ち解け合うことが大切だと思います。管理人はふざけてこんな格好もしてみました。お見苦しいとは思いますがお許し下さいね。
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