グランドストロークのフォーム（その6）

今朝もまた随分と冷え込みました。
年明け２日になりましたが、皆様方は風邪を惹かずに元気で過ごされていますでしょうかぁ。

今日は団員S.S（5年生）のフォームをアップします。
彼は現役鴻巣パンジー団員の中で一番早いボールを打ちます。典型的なハードボールヒッターで、しかも鋭いドライブ回転がかかっていますので、相手にとっては脅威だと思います。やや癖球でボールが変化しますので、相手の前衛は容易にボレーをすることが出来ません。攻撃的な姿勢を崩さず攻めきることができれば、大会でも上位に進むことが出来ます。

彼のフォームの良いところは、①バックスィングの位置が高いこと（写真１枚目）、②インパクトの瞬間に左膝がよく曲がっていること（写真5～7）、写真では若干解り辛いですが③リストが柔らかくまた強いのでインパクトの瞬間のラケットスピードが早いこと（写真5～7）、④フィニッシュまで左の膝が曲り続けていること（写真8、9）です。
気になるところは、バックスィングが2段引きになってること（写真1→2→3）ですね。写真1の状態から振り出せれば良いのですが、そこから間際で後ろへ1回引く癖があります。これを直せればミスが大幅に減り、安定感が出てくるかと思います。これは1本打ちの練習で本人が意識して治す努力をしなければいけません。早速にも本日の自主練習で指導したいと思っております。