団員T.Kはグランドストロークのフォーム(その3)でも紹介しましたが、とっても頑張り屋さんです。練習中の声も良く出ていますし、コーチからアドバイスを受ける時の態度がとても礼儀正しいです。精悍な顔つきをしていて男らしさも漂います。彼は現在のところ埼玉県スポーツ少年団の北部地区交流大会を3連覇中(3年生、4年生、5年生)で、県北の男子選手の中では実力者でもあります。更に上を目指す志と試合に於いて(ハッタリでもいいので)、強気の攻めの気持ちが維持できれば年度末の全国小学生ソフトテニス大会(白子町)でも活躍できるでしょう。
例によって上げボールは短め、前に詰めての1本打ちです。
それでは連続写真を見てみましょうね。
①短いボールへの近づき方も躍動的で良いですし(写真1、2)、②軸足(左足)がしっかりと決まっています(写真2)。ラケットの引きは先日紹介したM.O(5年生女子)とは全く異なり、ラケットを立てて裏面を相手に見せる様にしております(写真2~4)。③このラケットの引き方によって脇が良く締まっております(男子選手はやはりこの方が良いかも知れませんね)。④ボールも右肩越しに見ていますね(写真2~4)。④インパクトは右膝の前でボールを捕らえておりますのでGoodです(写真6)。⑤フィニッシュもラケットが高々と振り上げられていますので良いと思います(写真10、11)。
気になることが二つあります。この練習では逆クロス方向へ打つ様に指示しておりましたが、①右足をもう少し前へ踏み込んでクローズスタンスになると良いかと思います(熊谷浩子選手と佐々木洋介選手の教えを思い出して下さい)。フィニッシュに於けるラケットの軌道はとっても良いのですが、②前足(右足)に完全に100%体重を乗せれば腰が自然に回る様になりますよ。T.K君の場合は右足に体重が乗っていないので、左足の送り足もあまり出ておりません。
バックハンドストロークは小学生にとっては難しい技術です。管理人の信じるところ、『努力に勝る才能なし』、練習を重ねて努力を続けることで、苦手なバックハンドを克服していきましょう。
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